コンディショニング

気が付けば不意打ち頭痛。原因と対策を考えましょう!

 

こんにちは!
茨城県守谷市 Pilates & Conditioning Studio(ピラティス&コンディショニングスタジオ)のHanaeです。

 

頭痛の原因は様々です。肩凝りや首の疲れからくる場合や、気圧の変化や気温などの変化によっても不意打ちで頭痛がおきることもあります。気圧の変化や気温の変化を私たちの身体がどう捉えているかご存知ですか? これらも実は不意打ちでくるのではなく、自律神経などのメカニズムから来ているのです!

 

代表的な頭痛の2パターン

冒頭にお話した通り、頭痛の原因は様々です。今回は自律神経に関わる、血管の収縮によって起こる頭痛に的を絞ります。そうすると大きく分けると2パターンになるのです。

1、片頭痛
頭の片隅が脈を打つように痛くなったり、前兆として目がチカチカします。そして偏頭痛は身体を動かすと痛みが悪化しやすいと言われています。なので、運動は不向きな頭痛の種類です。光や音に敏感になるのでめまいや吐き気を伴う事があります。

片頭痛は血管が拡張して神経を圧迫することにより起こる頭痛です。急激な温度変化などにより脳や首元の血管が拡張することによって痛みを感じています。

2、緊張性頭痛
頭全体が締め付けられるように痛み、一定の痛みが長時間続きやすいと言われています。目の疲れや肩凝りが伴う事があります。緊張性頭痛は身体を動かすことで痛みが軽減しやすいっといわれており、ちょっと億劫でも動くのがおススメです。

緊張性頭痛は血管が収縮して老廃物が神経を圧迫することにより起こる頭痛です。首や肩、後頭部周辺の血管が収縮し、血流が悪くなると溜まった老廃物が神経を刺激して痛みを感じています。

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頭痛をよく観察しましょう

「痛い」という気持ちに引っ張られて、どう痛いかとか、何頭痛だとかどうでもよくなってしまうかもしれませんが、頭痛という体からのサインの結果は同じでも、そこに至るまでの理由や原因は違います。

今回自律神経から関係する頭痛も血管が拡張しているのか、収縮しているのかという、同じ血管でも真逆の動きが極端または急激におこる事によって引き起こされています。慢性化してくると鎮痛剤が手放せない!なんて薬漬けのようなことにもなってしまします。

また、どちらかの頭痛をいつもしているのではなく、片頭痛の時もあれば、緊張型頭痛の時もあるのかもしれません。そんな時、頭痛が起きたら薬で痛みを感じなくすればいい!では結局また同じ環境になった時に引き起こすことになるのです。

どうして頭痛が起きるのか、を理解していれば私たちは文明の利器を使って回避することや、事前に心構えを持つことでスケジュールの調整を行うことができるようになるのです。耐えしのぐ策はやめて、対策に打ち出していきましょう!!

 

頭痛への3つの対処法

1、頭痛にならないために知っておきましょう。
血管の拡張は天気にとても左右されます。
まず気圧です。気圧が低くなると体内ではバランスを取る為に水分が外側へと向かいます。その結果血管も外側に拡張するので片頭痛が置きやすくなるのです。近年はゲリラ豪雨なども増えてきて急激に気圧が変わるのですから、困ったものです。また、気圧が高いほど交感神経は活発になり、気圧が低くなると交感神経は低下するっといわれています。血管の動きをコントロールする自律神経のパワーが弱くなるのですね。雨の日に頭が痛くなる方は片頭痛を起こしていますよ。

次に気温です。気温が上がると血管は拡張し、気温が下がると血管は収縮します。肩凝りをしやすい人などは急激に気温が下がるとさらに血管が収縮し、緊張性頭痛を起こしやすくなります。もちろん、逆にいきなり気温が上がると片頭痛を起こす可能性があります。

これ、雨や天気だけではなく、冷房の聞いた百貨店からでて、熱い外に出たときなども同じことが言えると思いませんか? そう、ならべく温度差は緩やかにした方がいいのです。急激な気温の変化に体当たりしないように、ストールやカーディガンなどで対応しましょう。コントロールできるのであれば、冷暖房を強くし過ぎないのも対処法です。

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2、頭痛になった時のために知っておきましょう。
片頭痛と緊張型頭痛は同じ頭痛でも原因は真逆でしたよね。頭痛になった時の自分がどちらに当てはまるのかを見極めて、できるだけ適切に対処することで痛みを軽減できたり、短時間で終わらせることができます。なってしまったものはしょうがない!気を取り直して対策をしましょう!

【片頭痛なら】できるだけ安静にして、温めるのは控えましょう。アイマスク(タオルを目の上に置くのもいいですね)などをして光を遮断しましょう。コーヒーなどのカフェインを飲むと落ち着いていきます。

【緊張型頭痛なら】身体を温めて、血行を良くすることを行いましょう。おふろに入る、深呼吸をする、肩や腕を回して動いてみるなどです。アロマなどの香りやゆったりとした音楽を聴くのもおススメです。

3、自律神経を整えるために知っておきましょう。
急激な変化に身体がついて行けずにびっくりしているっというと可愛すぎる表現かもしれませんが、私たちの身体や脳は変化を嫌います。一定のリズムを与えてあげたり、これをすれば大丈夫っといったようないつもの習慣を作ってあげると自律神経が安定していきます。

一定のリズムとは、深呼吸をカウントを数えて吸う息と吐く息をコントロールすることや、痛い頭をマッサージするときも一定のリズムを心がけてみましょう。

いつもの習慣は、好きな飲み物を飲むことや、安心できる香りを持つこと、お気に入りのアイマスクを持ち歩くというのもいいかもしれませんね。これをすれば・・・という心の安定剤にもなりますし、切り替えのきっかけになりますよ。

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不意打ち頭痛にならない身体作り

いつもデスクワークばかりして身体に変化がないと、熱くなった時や寒くなった時の体温調整が下手になっていきます。私たちは年齢を重ねるにつれて機能が衰えるっという事もありますが、機能を手放しているっというのもあると私は感じています。

例えば、使わない数学の公式や漢字は一度覚えても使わなければ忘れていきます。身体も同じように、子供の頃はジャングルジムで遊ぶのに必要だった足を大きく上げる動きも、大人になれば使いません。そもそも身体の動かし方は私たち人間には生まれたときにはあまり備わっていません。鹿や犬はすぐ4足歩行を始めますが、私たちは1年や2年は歩きませんよね。自ら学習して獲得したものなのです。なので、使わないっと分かればせっかくできた動きも忘れていきます。

体温の調整や、血管のコントロールも私たちは疎くなってきました。だって、文明の利器があるからです。ありがたいことですが、頼りすぎは厳禁ですね。服や、食べる物、行動で自然に溶け込むようにしましょう。日々習慣的に運動をすることは、体温調整や身体の動かし方のトレーニングにもなります。走らなくなって身体は暖かくなります。ピラティスで自分の身体の内側の感覚を取り戻しませんか?

 

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