ピラティス

”分からない”は自分から近づかないといけないのだ!

 

こんにちは!
茨城県守谷市 IROHA Pilates & Conditioning Studio(イロハ ピラティス&コンディショニングスタジオ)のHanaeです。

 

ついつい、いかにピラティスがいいのか、どんな時に達成感を感じるのかを書いてしまうのだけど、実は「分からない」って本当に奥深くて、「わからない」を表現するほうが難しいし、言葉がとってもたくさんでてくるし、その人の個性がみえてくる瞬間です。

 

ピラティスって分からなくない?

ピラティスをしていて、「先生の言っていることがよくわからない」「骨って何?」「筋肉って?」というように、何が分からないっていう状態もあると思うのですが、『もう何がなんだかようわからん!!』ってなって、頭に”?” が並んじゃう時ありませんか?笑

私はあるよ!!笑

まずは、ピラティスを始めたときに感じました。バレエを長年やってきて、身体の使い方にはある程度自信というか、うぬぼれがあったんだと思うのですが、上体を起こしてエクササイズをしている時にどうしても腹筋がもっこりと浮き出てきて、「お腹へこませて」というインストラクターの指示が全く分からなかったです。テーブルトップ(片足を90度に上げるやつ)をしながら、骨盤を揺らさないようにって言われたときだって、揺れているのか揺れてないのかすら分からなかったし、寝た状態からロールアップ(腕や脚を使わずに背中を丸くして起き上がっていく)も全然できなくて、どうしたらできるのか・なんでできないのかすら分からないし、どうしてですか?ってインストラクターに聞いて、丁寧に説明してくれていたにもかかわらず、分からない・できないっという気持ちの方が大きくて全然理解できませんでした。

他にも、ピラティスの養成コースに通っている時にも感じました。股関節を曲げると、この筋肉が伸びてるだの縮んでいるだの、それがどう代償運動につながるかとか、授業の中で言葉で説明されても、実際にエクササイズをして見ても、「およよ?」って思ったことありますし。こんな人の場合はっというケースを話されても、実際そういう人がいないと「ふ~ん」くらいできっと理解はしていなかったけどごまかしてたんだと思います。笑

そして今だって分からないと思う時あります。それは・・・違う団体のピラティスを受けたり、受けたことのないインストラクターさんからレッスンを受ける時です。同じエクササイズでも何をメインとするのかは違う時があります。なので私にとってこのエクササイズをやる意味と、そのインストラクターがやろうとしていることが一致していないと「どこ意識すればいいの~~?」みたいな違和感に似た疑問に襲われる時があります。

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分かると分からない

「分かる」を語る時って、私たちは自分の弱さや自惚れみたいなものを棚に上げて、自信を持って表明できますよね。勉強でもなんでも「分かる」って幸せに満ちているというか、心が強くなっているというか、湧き上がる楽しさを感じると思います。

だからなのか、私もピラティスの良さを伝える時には何かが沸々とこみあげてきて、気持ちがよくなって、極端に「とにかくいい!」と言いたくなるし、「すごいんだよ!!」と伝えたくなります。当スタジオのお客様には紹介で来てくださっている方も多くて、そんな方から話を聞く時も「〇〇さんがすごくいいって言っていて」と聞くことが多いです。(嬉しいです。ありがとうございます)きっとあなたが分かっていることを他の人に伝える時もそうなっていると思うから考えてみてください。分かっていることは、もう自分ですっかり解釈できているから、わざわざ自分から紐解いたり、改めて近づく必要はないのです。

でね、私が言いたいのは「わからない」に直面したときの話をしたいのですよ。「わからない」って大人になるといいにくかったり、面倒くさくなるのか勝手に頭の中で「ふ~ん」っで処理されてしまうことが多いのです。しかも、解釈が終わってすらいないから、自分から紐解きに行き、歩み寄っていかなければ、何が分かっていないのか、何に不快に感じているのかすらわからないまま終わってしまいます。

そして、分からないからこそ、その分からない状態を言葉にするのも難しいし、気持ちは不格好だし、その人らしい例えが出てきて、私はそんな分からないことを紐解くことがすごく面白いというか、楽しいというか、コミュニケーションを感じています。

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分からないを探求してみて

1つ目に、分からないという状況は自分とのコミュニケーションです。

私は子供の頃、勉強がすごく苦手だったので、分からない状況っと思うとすぐに勉強の記憶に飛ぶのですが、大人に「なにが分からないの?」と聞かれても「だって、分からないんだもん。泣」っていうやり取りを思い出します。子供の頃は分からなくて嫌だ、不快だ、という感情に振り回されてしまって冷静に自分を見れていなかったのだなっと今なら振り返る事ができます。

どこで躓いているのか、そこが紐解けないといけないですよね。そしてその紐解きを自分でできるようにならないと、また同じような問題に躓くことになるっと言うのを、私たちは勉強という方法を通して学んでいるはずです。そう、問題の本質を、公式を理解していなければいけないのですよ。これがピラティスや身体の動きに通じるのでは?っと私は考えています。

まずは正しい姿勢という公式をしっかりと認識することが大切です。そして、現状の姿勢を理解して、じゃあどこを改善すればいいんだっけ?というのを身体で行っています。私(インストラクター)はあなたの先生なので、公式を教えたり、躓いているのを気にせずいこうとしたら「ちょっと、ちょっと」と止めに入ります。「で、どうして止められたんだろうね?笑」という話になっていくのです。その先はまずは自分の身体とご相談してほしいのですよ。分からない時は、言葉にならないかもしれません。だいたい顔に眉間のシワができたり、頭の回転に気を取られるのか顔が無表情になります。笑 それが自分との対話です。冷静に、自分を振り返る時です。

2つ目に、分からない状況は新しい発見の入り口です。

「分からない」という状況をしっかりと認識しているからこそ、その問題が解けたときに「わかった!!」と電球がピカピカ光るようなひらめきや発見に出会えるのだと思います。そしてそれが「楽しさ」につながっていきます。

ピラティスの指導をしていると、みんな自分の癖があって、苦手があって、自分の弱点にため息が出てしまうこともあります。何回、何年やっても抜けない癖もあって、いっそのこと個性ってことにしちゃおうかな!なんて思える時もあるのです。でも、「いまいち理解しきれていないな」っと感じているからこそじっくり観察し、そしてふと変化を感じられるのです。

その瞬間はやっぱり幸せに満ちているというか、心が強くなっているというか、湧き上がる楽しさを感じると思います。分からないっと言う期間が長ければ長いほど、この達成感のような、高揚感は強くなるなっと私は感じています。わからないは「分かる」の入り口なんです。どんな長い道のりも、私たちは知りたいし、理解したい、そんな素敵な”欲”があるのです。

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分からないを聞きたい

私は「分からない」という状況が好きなのかもしれません。分からない時にあなたが私に伝えてくれるイメージや、言葉、そしてそれらの言葉を生み出すときの無言の雰囲気を、楽しんでいるのだと思います。自分と相談して、糸口を見つけ出そうと表現して、そして試行錯誤して、大人だろうと子供だろうとそんな姿は凛としていて、美しいなっと思います。

当スタジオでは分からないもどんどん話してください。HANAEは楽しんでおります。「なるほどね、そこに疑問をかんじるんだ」とあなたの個性を感じます。

分かっていないんだろうなっと感じたら私の方から「今、ちょっと困惑してますでしょ?やっていること把握できてます?」とかお声がけさせていただいてます。分からないって恥ずかしいことじゃないから、そのためにお金を払って習いに来ているんですから!!根掘り葉掘りで行きましょう。

分からないって楽しいんですよ!分からないって歩み寄るとより楽しさを味わえるんです!一人で迷子にはさせませんから、一緒に私と迷子になってみたり、いろんな方法を試してみたりして、「分かる」という幸せに満ちているというか、心が強くなっているというか、湧き上がる楽しさを感じましょう!!

 

 

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Pilates & Conditioning Studio Hanae

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