スタジオについて

がんサバイバー&ポストリハビリテーションレッスンとは?

 

こんにちは!
茨城県守谷市Pilates & Conditioning Studio(ピラティス&コンディショニングスタジオ)Hanaeです。

 

8月からがんサバイバー・ポストリハビリテーションのために90分のレッスンをスタートすることにいたしました。それにあたって、どんなことをするのか、どんな方が受講するのかをご紹介していこうと思います。

 

メニュー・料金のところを見ていただくと、

がんサバイバー(がん生存者・がん家族)やリハビリテーションを目的としたレッスンです。

病名や、手術方法などの個人情報についてお話を聞かせていただくことになります。がんや病気に伴う体力の低下や、治療に伴う身体活動量の減少によって生じる他の生活習慣病や介護を予防するための運動をしていきます。

トレーナーのハナエもがんサバイバー(がん家族)です。がんになっても、そのあとも健やかに生きていくことができます。治療方法によっては多少の体の動きにくさとお付き合いが始まる事もあります。できなくなったら諦めなければいけない訳ではありません。できるようになれないのかや、できない範囲をこれ以上広くしないための活動、できないことがあっても体を動かす気持ちよさを感じることができることを一緒に取り組んでいきます。90分のレッスンをご受講ください。

と記入させていただきました。さてさて、深堀していきましょう!!

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がんサバイバー・ポストリハビリテーションの役割とは?

がんサバイバーとはがん患者、がん生存者、そしてがんに関わる家族にも当てはまります。なのであなたがどの立場なのかによってもすこしずつ意味合いが変わってきます。

がん患者・がん生存者の場合、がんがどこに現れて、どのステージで発見され、どんな治療法を選択するかによって症状はかわってくるかとおもいます。治療方針についてはかかりつけのお医者様とよく話し合って決めていくこと、そして治療のいい面も悪い面も理解することがとても大切です。最初は頑張るぞ!!と思っても、思った以上に体力を消耗したり、できないことが増えてきたり、どうしようもなく不安に駆られてしまうこともあります。そんな時に、運動を取り入れることで自分の現状を把握したり、体力を維持・向上させていくことができます。

がんに関わる人の場合、体力が衰えていく本人を支えるための介護が必要になる場合があります。そのための体力作りが必要です。また、身内であると自分もがんにかかるかもしれない不安に襲われることもあります。しかし、身体活動を行うことによって、がんの罹患率(観察対象の集団のある観察期間に疾病の発症の頻度をあらわす指標の一つ)が下がるという研究データがあります。(器官によってその割合に差があります)がんになった人を支えながらも、自分の健康を維持することができるのです。

私自身ががんと関わる人です。2人に1人なるっと言われつつも本当に身内にがん患者がでるまでデータ上の病気でした。しかし、関わったからこそ、がんについて知り、調べ、考えてきました。現在日本での死亡原因病名の1位はガンです。決して助かる病気だとは言いにくいですが、それでも治療をし、5年以上の生存をする人が増えてきました。がんになった後も生きていくために、生きるだけではなく楽しく過ごしていくために、あなたにあった運動を取り入れて健やかな生活を手に入れましょう。

がんサバイバー・ポストリハビリテーションを受ける方とは?

どんな立場でがんと向き合っているにしろ、当スタジオでレッスンを受けてもいただく際には今日の体調を確認したり、治療中やその後の経過について考えていただきます。自分を知る事が大切です。当スタジオはいつでも私だけがあなたの体を把握しているのではなく、一緒に把握して、一緒に改善していきます。

  • 病院まかせではなく、自分で健康を管理したい
  • 手術等で衰えてしまった体力を無理なく取り戻していきたい
  • 自分の体にあった運動をしていきたい
  • がんについて話ながら運動がしたい
  • 出かけ先の一つにしたい

がんであろうとなかろうと、当スタジオに通うお客様の共通の想いは健康になりたいです。これは健康な人だけの願いではありません。一度病気にかかってもまた願い、叶えることができることです。しかし、手術をしたことによって後遺症としてしびれや違和感が残ってしまい、他の人と一緒のテンポや、腕や脚が上げにくくなってしまうとなかなかグループレッスンにはいきにくくなりますし、独自でのトレーニングではそこまで配慮したレッスンを行うことはできません。何をしてよくて、何がダメなのかが分からないと次第に体を動かすことが怖くなり、本当に動けなくなってしまうのです。

少しでも「健康になりたい」と思う気持ちがあるならば、あなたの体ができること、あなたの心が納得できるところを見つけに行きましょう。

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身体活動ががんの予防に役立つとは?

ちょっと難しい、けど大切ながんにまつわる研究のお話です。

ハーバード大学の卒業生を対象にした追跡調査(Paffenbarger,R.Sらの1985年)の結果をご紹介します。追跡調査の対象は16936名です。これらの人々を週当たりの身体活動量によって3つのグループにかけて、分析が行われました。この追跡調査の間に1314名がなくないり、そのうちガンで亡くなったのは446名です。週当たりの身体活動量が最も少なかったグループと比較して、中量、または多量の身体活動量のグループの人ががんでなくあんった割合は3割以上少なかったとされています。このような研究をきっかけに身体活動はがんを予防する効果があると考えられ初め、研究が今もなお続いています。

これらの研究成果は「疫学的研究」と呼ばれており、調査研究によって得られた結果です。このような研究でわかるのは「関連性の有無」であって、原因と結果を示す「因果関係」とは違います。例えば、身体活動量とがんによる死亡率との間に関連性があるとしても、身体活動量が多いことががんによる死亡率を減らしているのか、がんになりにくい人が身体活動を好む傾向にあるのかは分からないっという事です。

しかし、アメリカ合衆国保健福祉省は身体活動量を増加させることによって結腸(直腸を除いた大腸)がんになる可能性が30%、乳がんになる可能性が20~40%減少すると発表しています。(2008年) また、このことを2010年に世界保健機構(WHO)では身体活動不足によって乳がんと結腸がんの発生率が2125%高まるっと発表しています。そのほかの部位のがんについても様々な研究結果が分かってきています。

日本では厚生労働省が『健康づくりのための身体活動基準 2013』の中で週に身体活動が1METs・時(METs=運動強度の単位)増加するごとがん発症の危険性が0.8%ずつ減少するっと発表しています。

科学的な根拠がなくても、体を動かす練習をしておかなければ体がなまり、衰えてしまうことはあなたもご存知のことと思います。運動をしておくと、こんな予防効果も期待できるらしい・・・という特典くらいの気持ちでもいいのかもしれませんね。

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心は感動を、体は運動を。

私が好きな言葉の1つです。体は動かすとスッキリします。心も揺れ動くことによって、私たちは生きています。当スタジオではそのどちらもを大切にしています。

体は気持ちよかったと思えるあなたの強度を提供します。簡単すぎるエクササイズは集中できず、しっくりきません。しかし、あまりにキツイエクササイズは怪我や体への負担のリスクがあります。90分という時間ではまずはゆっくり動き初めて徐々に温まり、熱くなるところまで頑張っていただきます。

心は集中した!!と思える時間を提供します。何のエクササイズをやろうか、これは正しくできているのだろうか、といろいろ考えてしまうと集中できませんよね。知らない間に体が熱くなって頑張っていた。というプログラムをこちらが考えます。あなたは集中して取り組むだけです。次第にできることが増えてきたり、チャレンジエクササイズに挑戦するなかで達成感や、上達したことへの喜び、できなかった時はガーンっと凹むかもしれません。でもそうやって心を動かすことが人間には必要です。

ピラティスなら運動としての強度を保ちながら、体の内側への意識を向上させ、理解しながら動くことで頭も整理されていきます。身体活動をすることで体も、心も動かしていきましょう!

 

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