ピラティス

「身体が覚える」って、本当はどういうこと?

 

こんにちは! 茨城県守谷市IROHA Pilates & Conditioning StudioHanae(はなえ)です。

 

子供のころにやったあやとりとか、ちょっとした遊びのコツって身体が覚えてるなっと感じることありますよね。

 


「身体が覚えてるから。」

レッスン中によく聞く言葉があります。

「昔やっていたから、身体が覚えてるんです。」
「自転車って何年乗ってなくても乗れますよね。」

確かにその通り。

でも…”身体が覚える”って、本当はどういうことなんでしょう?

 


実は、最初は身体ではなく「脳」が頑張っている

例えば、お箸。

もう覚えていないかもしれませんが…小さい頃は、指をどう動かしたらいいのか分からず、何度も落として、何度も持ち直していました。その時、一生懸命働いているのは脳です。

「こう動かしてみよう。」
「今度はこっちかな?」

そんなふうに試行錯誤を繰り返しています。

 


繰り返すことで、動きは”考えなくてもできる”になる

お箸の使い方のように同じ動きを何度も繰り返すと、脳は「この動きはいつものやつね。」と学習します。

力加減やタイミングが少しずつ調整され、気付けば、お箸を使いながら会話までできるようになります。これが私たちがよく言う「身体が覚えた」という状態です。

 


ピラティスも同じ

だからレッスンでは、最初から上手にできなくて当たり前。

「骨盤をここに。」

「肋骨を少し下げて。」

「息を吐きながら…。」

そんなこと意識して動かしたことがないので、(こっちかな?いや、ここかな?)と最初は頭が忙しくなります。

でも、それでいいんです。

それが脳が新しい動きを学習している最中に起こることなんです。ですから最初のほうは身体もですが、以外と頭も疲れるっという感想が起こるのがピラティスです。

 


“正しい動き”を繰り返すことに意味がある

私は、回数よりも”質”を大切にしています。

間違った動きを何百回繰り返すより、正しい動きを一回一回積み重ねる方が、身体はちゃんと覚えてくれるからです。

お箸のように目で見れることだと自分で修正ができます。お箸のように”ご飯が口に運べなかった!!”となるとできてないことに気が付けます。

でも、骨盤の動きや肩甲骨や肩の動きって、、、自分じゃ見えないんです。

やったつもりになりやすいし、できているかどうかも自分でわからないので、脳は正解と不正解を理解できず  “よくわからなかった”  と不快感や不満だけがたまってしまうんです。

するとやっても意味がないように感じて、この不快感と不満が三日坊主につながるんですね。

隣で私が「それです」とか「ここがいいんですよ」と言われることで脳は納得できたり、鏡をみて目で認識することで脳が満足感を得ることも重要です。

 


身体が変わる人は、才能がある人じゃない

身体が変わる人の共通点は、運動神経がいい人でも、特別な才能がある人でもありません。

「正しい動き」を繰り返し、脳に新しい選択肢を増やしてきた人なんです。

 

 


最後に

私はピラティスを、筋トレや体幹トレーニングだけだとは思っていません。

身体だけを鍛える時間でもありません。

新しい動きを脳が覚え、その積み重ねが、これから先の人生をもっと楽に動ける身体をつくっていく。だから今日できなかった動きも、実はちゃんと意味があります。脳は今日も、一生懸命学習しているのですから!!