私の想い

心も体もニュートラルでいたい

 

こんにちは!
茨城県守谷市 IROHA Pilates & Conditioning Studio(イロハ ピラティス&コンディショニングスタジオ)のHanaeです。

 

当スタジオは継続して通ってくださる、つまり常連様のみで成り立っているピラティススタジオです。大人が習い事を継続するのは、まず時間的にかなり厳しいです。しかも当スタジオは週3しか開けていないという、、、皆さまいつも本当にありがとうございます。
そんなわがままを通している分? ピラティスにおいてはただエクササイズをしているというレッスンとは違って、自分に必要なエクササイズをきちんと行っていただきますし、正しく動いていくために自分の姿勢の見方や、身体の成り立ちについてなど必要な知識も事細かく(ちょっとうるさく)伝えているスタジオです。

 

 

ピラティスの身体のニュートラルポジション

ピラティスではまず「ニュートラルポジション」を理解していきます。言葉の意味としてはニュートラルは ”中間位”を指します。ざっくりと書くと、仰向けの状態で、骨盤も正しい向きとされる向きを取り、そこから背骨が頭蓋骨に伸び、頭蓋も正面を向くようにします。そして、肩甲骨や腕、肩はリラックスしているところです。これがね、そうそう簡単に取れないからこそピラティスをするんだと思います。
ピラティスのエクササイズを行う前に必ずニュートラルポジションを取ってくださいっと言うのですが、これがそうそう簡単に取れないのです。そのポジションになってっていうのになれないなんて、意味が分からないっと、ピラティス初心者の方は頭が混乱するであろうことを躊躇せずに書きます。

私がピラティスをする時、レッスンの最初にニュートラルポジションを取ろうとする意味は「ニュートラルポジションからどれくらい離れてしまったか」を確認しているような状態です。日々生活をする中で、私たちは左右差があり、衝撃を受け、癖があります。すると本来あるべきニュートラルポジション(中間位)から離れてしまうのです。それを簡単に歪んでいるっと表すこともありますね。

意識すればニュートラルポジションに近づけるくらいの歪みなのか、それとも意識してもニュートラルポジションに近づけないくらい筋肉が硬くなってしまったのか、そもそも離れていっていたことにどれくらい気づいていたのかを確認しに行きたいのです。

 

このニュートラルポジションの位置を把握することすら初心者の方は難しいと感じます。それは自分の身体がどこにあるのかを日々の生活の中で意識したことがないからです。骨盤っという言葉や、意味は理解していると思うのですが、自分の骨盤を触らずにどっちに傾いているかや、どこを向いているかを意識することができるでしょうか。(最初はできなくても全然大丈夫です)まずはこの自分が今どこにいるのかを理解すること。そして、目標となる位置についても理解することで初めてニュートラルポジションが確認のためのポジションになる事ができます。

身体のニュートラルポジションの有難いところは、「理想はここです」と表記されていることです。形があるものなので測る事ができ、解剖学や生理学などの学問が数値化してくれています。なので目標が分かりやすいっという利点があります。しかし、注意が必要です。この理想は標準である事です。たくさんの人を見た結果、私たちの身体の構造を統計した結果、ここが標準としましょうっと決まったところなのです。ですからあなたの理想とは違う可能性があるっという欠点もあります。私の身体でいうと、私は肋骨が薄っぺらく、欧米人の方と比べると身体に厚みがありません。標準からすると痩せすぎな方です。たくさんの方を見てきた中で、肩や股関節がしっかりしている(節がしっかりしている)と思います。教科書をみつつも、私の身体のニュートラルポジションはもう少しこっちかな…と調整しています。

そしてそれを改善するためのエクササイズをレッスンを通して行うことで、最後に身体がスッキリして、理想に近づいている方がやっぱり身体のご機嫌がいいよねっと感じています。

 

心のニュートラルポジション

さて、ここからが本題であり、伝えたい事です。

私はこの身体のニュートラルポジションと、気持ちや心のニュートラルポジションって似ていると思っているのです。どんな状態であるのが理想なのかを把握して、そして今自分自身はどこにいて、どれくらいその理想から離れてしまっているのか。そしてそれは意識すれば戻せそうなのか。意識しても戻れないところまで離れてしまったのかを認識していく作業だからです。また、身体同様、気持ちには感じ方が違い、ふとした一言に衝撃を受け、考え方には個性や癖がありますよね。人の思う理想の幸せや豊かさが、自分とは違うこともあるので、一般的な幸せをみつつも、自分らしい幸せの価値観を調整する必要があると思うのです。

ピラティスで身体のニュートラルポジションへの捉え方を深めていくことで、考え方の癖が付き、それが気持ちの整理の仕方にも活きていくのではないかっと私は信じています。

 

とはいいつつ、ニュートラルポジションって本当に難しくて。極端な話、子供の喧嘩の時のように「あっちが悪い、こっちが正しい」と言い切ってしまった方が楽だったりします。。。腹筋と背筋がちょうど50対50になるようなところがニュートラルポジションのイメージなので、勝負に例えるならニュートラルポジションはいつも引き分けなのです。ワークライフバランスもバランスが取れるちょうどいいところにいるのが難しかったりしませんか?いろんな理由があって傾いてしまう時だってあると思うのです。そしてそんな時もあっていいのです。目指しているのはニュートラルポジションだけど、そうじゃないときもあっていい。それが人間だし、そんな私も好きだよ!!と開き直ったりもしています。w

 

無理のある美への追求や、健康への意識高すぎはやめておきましょう。今日この瞬間も私は私らしく。健やかに穏やかに生きていきます。

 

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Pilates & Conditioning Studio Hanae

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