ピラティス

ピラティスの基本原則とは?

こんにちは!
茨城県守谷市 Pilates & Conditioning Studio(ピラティス&コンディショニングスタジオ)のHanaeです。

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ピラティスには「基本原則」というのがあります。レッスンの開始前に必ずお伝えするものでもないですし、スタジオ内に標語のように掲げているスタジオもほぼないと思うのですが、インストラクターたちはこの基本原則をいつも心に留めています。ピラティス団体によって基本原則は少しずつ違うのですが、今回はピラティス氏が掲げていた6つの原則についてお話しますね!

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ピラティスの基本原則とは?

ピラティスのインストラクターの養成コースであれば各団体の基本原則はもちろんのこと、どの団体でもピラティス氏が一番最初に唱えた6つの原則については必ず触れていくところです。聞けば納得できるものであり、この基本原則という考え方がトレーニングやヨガなど他のエクササイズと異なり、「ピラティス」そのものを表しています。
自分が動いているときに忘れていないか、インストラクターの指示がこういった原則に基づいていることを考えながらレッスンを受けてみてくださいね!

 

【The principles of the Pilates Method ピラティスの基本原則】

ピラティスには6つの基本となる原則・重要ポイントがあり、エクササイズを行うときにその質を決定する大きな要素とされており、このポイントを忠実に守る事によってピラティス氏が主張した「Body,Mind,Spiritの融合」を可能にすると言われています。

・Breathing~呼吸~

・Concentration ~集中力~

・Control~コントロール~

・Centering~中心~

・Fluidity~全身の滑らかな動作~

・Precision~正確性~

各言葉の意味をより詳細に説明していきますが、翻訳される際に少しづつ変わっていたり、時代やいつ誰がうけとるかで大きくとらえていいと私は思っています。すこし私の解釈もいれて説明しますが、上記の6つの単語は不変ですので、ぜひ覚えてみてくださいね。

・Breathing~呼吸~

「呼吸は生きるための最初の行いです。私たちの生命は呼吸をすることで成り立っています。それにも関わらず、多くの人は正しい呼吸をマスターしてきませんでした。つまり、何より正しく呼吸することを学びなさい」このようにピラティス氏は言葉を残しています。正しい呼吸法は心肺機能を高め、血液循環をはじめとした体内の循環を高めます。また、効果的に呼吸を行うことで筋肉の強化や弛緩をしやすくさせたり、精神的にもリラックス効果や集中力を高めることができます。
ピラティスでは鼻から吸い、口から吐く胸式呼吸を推奨しています。腹部の体幹を安定させながらも呼吸を大きく取り入れていくことで体内循環をスムーズにしていきます。

 

・Concentration ~集中力~

「今行っているエクササイズの目的に意識を集中させなさい」これもピラティス氏の言葉です。ピラティス以外でもそうだと思うのですが、何をするときも目の前に集中することが成果をもたらしてくれます。腕、脚、体幹の安定など自分の体に意識を向けて、集中してエクササイズに取り組んでいきましょう。エクササイズの間は一瞬一瞬が目的や効果に向けて動いているときです。そしてそこに意識を向けることでより集中することができるという好循環への入り口でもあります。

 

・Control~コントロール~

「すべての体のメカニズムが正しくコントロールされて、初めて正しい姿勢が得られるのです。」ピラティス氏、ごもっともすぎて頭が上がりませんね。ここで間違えてほしくないのがコントロールするために力まないこと、です。インストラクターの指示通りのタイミングや強度についていこうと思うあまりに、自分の体が動ける範囲を超えてエクササイズに取り組んでしまってはコントロールできているっとは言えません。(難しい!!)自分の体の中のバランスや、筋肉の動き方、力の入れ具合、そういった細かいところをコントロール(日本語で言うと制御)していきましょう。その中で、「今日は楽々コントロールできるところじゃなくて、少し強度を上げてなんとかコントロールできるところでやってみよう」という負荷のかけ方や、エクササイズと体の成長を計っていくのは素晴らしいコントロールです。

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・Centering~中心~

「ピラティスは体をバランスよく作り上げ、悪い姿勢を正し、身体的活力を回復させ、精神的にも活力を与え、そして元気づけていくものである」とピラティス氏。ピラティスは骨盤や腹部の安定が正しい姿勢や動きには必要不可欠なものとして考えてきました。この強さ・安定性が姿勢や動きの質を決めていきます。怪我を負うリスクを減らし、またはそれを回避することを可能としてくれるでしょう。

 

・Fluidity~全身の滑らかな動作~

ピラティスのエクササイズは全身を常に使うことが他のジムの筋肉トレーニングやエクササイズとは異なるところです。すべての筋肉が均衡に発達していくためには個々の筋肉が互いに助け合っていて、どの筋肉もおろそかにすることはできません。メインとなる主動筋はありますが、そのほかの筋肉の動きがきちんと補助に入り、なめらかに動くことで柔軟で自然な優雅さを生み出していきます。
「この結果、すべての筋肉が適切に発達し、当然のこととして最小限の労力、最高の楽しみを持って行動できるようになる」ピラティス氏とのお言葉です。

 

・Precision~正確性~

正しいアライメント(骨格の配置)で、筋肉を使い、正確に動きを行うことが体への負担を減らし、怪我の予防や復帰を期待できます。また、正しい動きを身に着けるためにもピラティスのエクササイズ中は普段意識できないところまで”正確に”と心がけると良いでしょう。ピラティスは決まった回数をこなすことや、不必要な重量を負荷とすることは体の改善の妨げとなるものと考え、「量より質」を重視しています。

 

ピラティス氏の考え

上記の6つの原則はピラティス氏が「原則にします!」と定めた訳ではありません。ピラティス氏の著書の中で哲学として言及したものです。(元々ピラティスは”コントロロジー”という学問でした) 体が弱かったピラティス氏は西洋的トレーニングはもちろん、禅やヨガなど東洋的なトレーニングにも精通しており、エクササイズだけではなく、思考やマインドについてもきちんと著書などで残っています。
体幹トレーニングとして有名になりましたが、ピラティス氏が主張した「Body,Mind,Spiritの融合」がゴールです。体と心、そしてSpirit。魂ですね。エクササイズの形はかなりの数を残しており、そこからさらに各団体が数を増やしてきました。形があるようでない。哲学がないようである。初めは「ピラティスって難しい。」「ピラティスを理解できない」なんて言われてしまうことがあるのですが、初心者の方にここまですべてを話すとむしろパンクしてしまいます。ピラティス氏は1回で体のすべてを直したり、ただ闇雲にカロリーを消費するためにピラティスを作ったわけではありません。継続する中で自身と向き合い、体を再構築していくものを作りました。体の本質に出会えた時に、ピラティスの本質にも触れることができます。奥深いのです。。。

 

HANAEの考え

このブログを書いている今の私はとても楽しいです。「そうそう、これが大切なんだよ~!」と伝えたい思いであふれています。
しかし、この6つの原則や、そのほか各団体が出している原則すべてを意識しながらエクササイズに取り組むことができるのは”理想”として持っていいてくださればいいなっと思っています。今すぐできるものではないのです。でも知っていれば、いつかこの”理想”に近づいてきたときにそのことにご自身で気づけたり、気づきのきっかけやポイントになるはずです。
私もできない日もあればできる日もあります。調子のよい日はできます。そんな時はコントロールで述べたように負荷をかけていくことを選択します。できない日もあります。そんな時は呼吸や集中といった基礎や好循環に入る為のことに焦点を当てていきます。
私たちの体はどんどん変わっていきます。いつも一定を保つために変化しているのです。一定(不変)を目指すために変化できる体でいることが大切なんです。

 

当スタジオではあなたらしい理想の体へのサポートをしています。
ご興味を持っていただけたらぜひお問合せ下さい。レッスン中はここまで熱く語りませんのでご心配なさらずに。(ご要望であればお話しします!笑)

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Pilates & Conditioning Studio Hanae

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