こんにちは!
茨城県守谷市 Pilates & Conditioning Studio(ピラティス&コンディショニングスタジオ)のHanaeです。
マスクをしてるのもあると思いますが、最近はマスクを取って過ごしていてもなんだか息苦しさを感じていませんか?それは湿気と熱さによって呼吸が浅くなっているのかもしれません。
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呼吸の役割
苦しくはないけど、なんだか喉のあたりがモゾモゾしたり、雨が降ってくると頭が痛くなったりしていませんか?「きっと低気圧のせいだ」と気圧の変化を理由にしている方も多いのですが、すべてが気圧のせいではなく呼吸にも原因があるのです。
最近マスクの着用で熱中症などの危険性があがるっというのがテレビでよく放送されているので、知っている方もいるかもしれませんが、私たちは呼吸でも体温の調整をしています。夏場は体温の熱を吐く息で外に出し、冷えた空気を体内に運んでいるっという役割も呼吸にはあるのです。しかし、マスクをしていたり、例年に増して熱いことで外からの熱い空気を取り入れてくないので呼吸が浅くなる事があります。また、湿度が高くなると、空気中の水分を取り入れることになるので呼吸が浅くなりやすいと言われています。
そう、梅雨は呼吸が浅くなりやすい季節なのです。そこにマスクですから、浅くなった呼吸に蓋をしているようなことなんですね。すると体内で酸素がすくなくなり、頭がボーっとしたり、敏感な方は頭痛を感じ、身体がだるく、重く感じることでしょう。
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呼吸が止まってる!
呼吸または深呼吸をしている時に、しているつもりになることがあります。呼吸が止まったら、私たちは生きていけませんよね。でもちょっと間なら止めても平気です。この少しの間止めるを繰り返していることがあるのです。
1、実は止めてる
特に深呼吸をする時に、長く吸って、長く吐くという動作をしていると思います。この時に「吸って~~~・・・吐いて~~~・・・」と呼吸の間に実は息が止まっているっというタイプの方です。最初にグッと吸ってあとは余韻だけ、吐くのも初め勢いでだして息が出てないっという事です。
2、肺が動いていない
私たちの身体は腹式であろうと、胸式であろうと、他の様々な呼吸であろうと、結局は肺で呼吸を行っています。肺に空気が入ったり、抜けていくっという動作をしているわけです。では呼吸を大きく、深くしたら肺は風船のように動くはずですよね。これが動いていないのであれば、あなたがすった空気は肺に入っておらず、空吸いをしているのかもしれません。
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呼吸を深くするために
呼吸が止まるなんてっと思いますが、力んだり、ちょっと集中している時、ふと息を止めていることがあります。緊張している時ですね。あとは自分の身体の揺れを止めたいときなんかに無意識に息を止めています。一度呼吸が浅くなったり、無意識に止めている時間が長くなってくると、私たちの筋肉はかたまり始めるのです。いわば肩凝りが肺を動かす筋肉でおきているような感じ、でしょうか。
私たちは肺で呼吸の機能を行っていますが、肺には自分で肺を広げたり、縮める機能はありません。周りの筋肉が伸びたり、縮んだりすることで空気の出し入れを手助けしているのです。それが肋間筋といって、肋骨(ろっこつ・あばら)の間にある細かな筋肉たちです。
ご自身の肋骨を触ってみてください。親指の頭でグリグリすると肋骨の流れている方向が分かるはずです。その肋骨の骨と骨の間の筋肉のことを肋間筋と言うのです。その肋間筋が伸びたり、縮んだりを楽にできるようにほぐしてあげることが呼吸を深くすること、つまりは息苦しさを軽減することに繋がります。
お勧めは「側屈をすること」です。ラジオ体操でおなじみの、右腕を上げて、そのまま左に倒れていくっというやつです。右側の肋骨と肋骨の間が伸び、左側の肋骨は縮みます。私たちの筋肉は鍛えるだけ・緩めるだけではなく、どちらもがスムーズにできている状態がベストなのです。左右の側屈をして肋骨周りを緩めましょう。
ピラティスは体幹を鍛えるっというイメージの方が多いかもしれませんが、「呼吸」をとても大切にしています。弱っているところは鍛え、頑張っているところには緩みを与えていきます。また呼吸が全体的におこなえているかどうかで、身体の凝りや緩みを見ていきます。ピラティスはただ鍛えるだけではなく、身体の機能を向上させるために動いてもらうのです。
*お知らせ*
★守谷整体院にて、グループレッスンを開催しております。
次回は7月18日予定です。守谷ピラティスグループレッスン詳細
★オンラインレッスンのご案内もしております。
Pilates & Conditioning Studio Hanae
IROHA Pilates & Conditioning Studio主宰 一ノ瀬 華恵