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こんにちは!
茨城県守谷市 Pilates & Conditioning Studio(ピラティス&コンディショニングスタジオ)のHanaeです。
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膝の裏、伸びてますか? 歩いているとき、立っているとき、膝伸びてますか?私が指導しているとき「膝を綺麗に伸ばし切りましょうね!」ということがよくあります。膝は「伸ばしたつもり」になりやすいところなのです。そして、O脚やX脚など足のアライメント(骨の配置)が乱れていると膝が正しく伸び切りません。膝が伸び切らないとどうなるのか、これが分かれば伸ばしたくなりますよ!
膝が伸び切らないと何が悪い?
・年齢が上に見られる
「膝が伸びないだけで?」と思った方も多いはずです。
では、まず電車や街中で見かける「80歳のおばあちゃん」を全身思い出してみてください。難しかったらお笑い芸人さんが「おばあちゃん役」をしているところや、子供がおばあちゃんを真似しているのはどんなポーズをするでしょう? ぼんやり浮かびましたか?そのおばあちゃんって足が曲がってませんか? おばあちゃんをイメージしたときにまずは背中が丸くなっている様子を思い浮かべると思うのですが、全身を思い浮かべてみたとき、そういわれれば膝が曲がっています。当たり前すぎてわざわざ思わないのですが、ご高齢のイメージは「腰が丸くなる」と「膝が曲がる」がセットなのです。そして私たちがパッと見て年齢を判断するときにこの2か所に該当すると歳をプラスするのです。
そしてこのブログを見て「でも私まだ40代だからさすがにそこまでは膝曲がってないわよ!」と思ったと思います。もちろんそうなのですが、膝が曲がってしまったおばあちゃんたちも80歳になったから突然膝が伸びなくなったわけではありませんよ?40代くらいから徐々に筋力が弱まって少しずつの積み重ねです。積み重ねたくないものも知らず知らずのうちに重なると大きくなりますよ。
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・股関節や膝に負担がかかる
膝を伸ばす力がないということは膝が安定しないため膝自体に負担がかかってきます。そして膝が安定しないので足を安定させようと太ももの筋肉が緊張し、股関節にも負担がかかってくるのです。詳しく筋肉の話をしてもいいのですが、、、つまらないので割愛しましょう。
膝は普通に歩く時には体重の約3倍、速歩では約4.5倍、階段下りでは約5倍の負荷が加わることが分かっています。そこに膝が伸び切らずにぐらぐらした状態だと膝の関節のかみ合わせが悪くなる事があります。それを回避するために足全体に負担が増加することが分かっています。
・足腰の力が弱まる
上記で書いたように足全体に負担が増加するなら足腰の力が強まりそうだと思ってしまう方もいるのですが、残念ながらそうはいきません。負担は増えても、筋肉は何もしなければ年齢を重ねるごとに衰えていくことは免れません。するとどんどん床を押して体を起こしたり立つための筋肉がないので膝が曲がっていくのです。負のスパイラル完成ですね。
子供が歩けるようになる時がこの逆を示しています。歩くためにはハイハイやつかまり立ちをしてどんどん足腰に力をつけて膝を伸ばし切るところまで足に力を付けます。すると歩けるようになります。私たち大人は筋力が低下していくことに気づかずにどんどん足を曲げてハイハイの方向に後戻りをしているのです。
膝が伸び切らなくなる原因3つ
①ヒールを履いて膝を曲げて歩いている
膝を伸ばさなくなる原因第一とも言えます。「ヒール」。働くときに履かなくてはいけなかったり、おしゃれ、冠婚葬祭時などなど履く理由は様々です。最近履いていないと思っても、20代の時などはどうですか?バランスがとりにくくなるため、安定させるために重心を下にしようと膝が曲がってしまいやすいのです。また、ヒールを履いているときは小指や親指など側面に体重が乗りやすく膝がまっすぐ伸びにくくしています。ヒールを履くときは足を閉じてしっかり床を押すようにイメージしましょう!
②片足に寄り掛かって立っている
何気なく膝を曲げてしまっているパターンです。寄り掛かっている片足はその足の筋力を使って立っているのではなくただの突っ張り棒のような存在です。そしてもう片方の足が曲がっていますね。これが足で床を押さなくなる原因です。足腰の力を使わずに立てることを頭が覚えてしまうと、脳はならべく省エネして体を活動させたいので膝を伸ばし切る為のパワーを使わなくなります。片足に立っていることに気づいたら両足に立つように変えましょう!
③階段を使わなくなった
階段の上りは下にある足が体を押し上げるから上がっていけます。これが足で床を蹴る行為です。逆に階段を下る場合は上の足が体幹がガックと落ちないように床を押すことでブレーキをかけて支えている状態です。この2つの動作が足腰を鍛えるスクワットの動きと同じなのです。毎日スクワットする時間を作るか、駅などの階段を利用するようにするかをすると改善に向かえます。
膝を伸ばすための対策!!
①ストレッチ
壁の近くで寝転がり、足を伸ばして壁にかけてください。お尻からかかとまで壁に付けるようにしてみましょう。体幹は床にあるので背筋を伸ばす練習にもなります。
両足を同時にやるのが辛かったら片足ずつ行っても大丈夫です。片足は伸ばしたままにして、もう片方は膝を曲げて足の裏を壁に付けるようにしましょう!
②屈伸運動
レベル1
ラジオ体操や、体育の授業の最初にやっていたような屈伸運動です。ならべくきちんと膝を曲げ、きちんと伸ばすよにしてみましょう!近年は家の中に畳が減ってきて椅子に座る事が多くなりました。そのことで股関節から膝の屈伸運動が減ってしまったのです。朝1番にや、お仕事の合間の休憩時などに大きく膝を動かすようにしましょう。
レベル2
レベル1の膝の伸ばしが大丈夫ならレベル2にしましょう!「気を付け!」の両足を閉じて太ももの内側を閉じて、膝、かかとの内側がつくように立ちましょう。そこで足の内側を閉じるのをキープして膝とつま先が前を向いた状態で膝の曲げ伸ばしをします。曲げる方よりも伸ばす方を意識しましょう。
O脚やX脚で気を付けをして立つと内側が閉じれない方は膝を曲げた状態からスタートさせましょう。足を閉じたまま、膝を伸ばせるところまで伸ばしていきます。初めは膝が伸び切らないかもしれませんが、徐々に筋肉が柔らかくなっていくので焦らずに8~10回ゆっくり繰り返しましょう。
③意識する
まずは1週間、「膝を伸ばすぞ!」と意識してみてください。「また曲がってた・・・。」とくじけそうになっても諦めずに曲がっていたら、自分に注意をして治してあげましょう。その1週間でこんなに膝曲げてたっと現状を把握しましょう。
1週間終わるとちょっと気持ちが凹んでいるかもしれませんが、「いつ無意識に曲げているか」が分かるようになるはずです。結構曲げているときがあるなっと感じたら、その分あなたの見た目年齢を早々と老けさせているということです。癖はなかなか抜けません。焦らずに1週間終わったらまた次の1週間と気を付けてみましょう。毎日意識するのがしんどかったら、平日だけ意識することにしたり、朝の通勤の時間だけや、子供がいない日中だけと時間を区切るのもいいかもしれません。
まとめ
膝を伸ばせなくなるというのはある日突然気づきます。しかし、膝が伸ばせなくなるという変化は気づいていない若い頃からじわじわと来ているのです。しかし、膝が伸ばせなくなっても諦めなくて大丈夫です。下半身には体全体の約7割の筋肉があると言われています。特に膝を伸ばすのに関係する太ももには多くの筋肉があり、少しずつストレッチや運動をすることで他のところよりも変化が出やすいところなのです。膝裏が伸び切らないのは太ももの裏の筋肉の硬さや長さにかかわる事もあります。急激に激しいストレッチをするよりも、体を動かすことによって筋肉を柔らかくして膝が伸ばせるようになっていきましょう!!
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IROHA Pilates & Conditioning Studio主宰 一ノ瀬 華恵