こんにちは!
茨城県守谷市 Pilates & Conditioning Studio(ピラティス&コンディショニングスタジオ)のHanaeです。
この間「体組成計(体重の他にBMI値や水分量、内臓脂肪レベルなどを算出してくれる体重計)に乗ったら、いつも体内年齢が実年齢よりも高いんです。」とお悩みを伺いました。この体組成計の向き合い方と、体内年齢と実年齢の差についてお話していこうと思います。
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体組成計とは?
出だし文のお悩みにも書きましたが、最近の家庭用体重計もかなり進化しましたよね。私が子供の頃なんて矢印が〇キロって書いてあるところまで回るタイプで、体重というか、重さをはかるものっみたいなものでした。
しかし、今や裸足で乗り、身長や、年齢などを事前に入力しておくと様々な数値を出してくれるようになりました。当スタジオにも体組成計を用意しているのですが、体重の他に、BMI値や水分量、体脂肪、内臓脂肪レベル、筋肉量、筋肉レベル、骨量、基礎代謝、体内年齢などを出してくれます。すごいですよね。笑
体組成計の仕様書などを良く読むと、どのように算出しているのかも書いておるので、体組成計の仕組みについては割愛します。というかメーカーによっても違うので、是非お持ちのメーカーや機種に合わせてみていただいた方がよいと思います。
そしてこの体組成計との向き合い方についてなのですが、数値が上がって嬉しいものと、数値が下がって嬉しいものと、総合的にみていただきたいものがあります。
体組成計で数値が上がってよいもの
- 水分量
- 筋肉量
- 基礎代謝
このあたりでしょうか。水分量が増えるのはむくんでいることを示す場合ももちろんあるのですが、水分量が低いのは身体の中に水分を蓄えられていない事になるので便秘の原因や血液がどろどろになりやすい状態です。
筋肉量は、体の中の筋肉が増えたということなので喜んでいただいて大丈夫です。筋肉がふえるとエネルギーを消費する場所が増えたっという事です。運動をして始めた場合など3カ月くらいたち始めたら上がっているといいですね。
基礎代謝も高い方がいいでしょう。ザックリいうと生きていくために使われているエネルギーが多いという事です。椅子に座ってじっとしていた時に、この基礎代謝が高い人の方がカロリーを消化しているという事です。つまり、姿勢を保つ筋肉が起動していることや内臓がしっかり動いていることを示しているので体の中の活性度です。
体組成計で数値が下がってよいもの
- 体脂肪
- 内臓脂肪レベル
- 体内年齢
上二つは”脂肪”とついていますからね。減っていたら嬉しものです。体内年齢は今回の質問にあったところなので、きちんと説明します。この体内年齢というのは何を見ているかというと、体組成計には各項目(骨量や基礎代謝)ごとに年齢に対する平均数値が登録されてあります。それに対して、あなたの体を数値だけでみたら〇歳くらいですよっと言われているという事です。本当の体内年齢は血液や細胞などを採らないと難しいですからね!でも私も体内年齢、実年齢よりも低いとすごく嬉しいのも確かです。
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体組成計の数値で目安のもの
- 内臓脂肪レベル
- 筋肉レベル
- BMI値
- 体内年齢
これらの数値は目安として考えていいものです。メーカーや機種によって参考となるものが変わると思います。もちろん、当てずっぽうな数値ではなく、ある程度の根拠をもった数値なのは確かなので、あまりにも内臓脂肪レベルが高い場合や筋肉レベルや体内年齢が落ちている場合は意識づけに良いでしょう。
BMI値については過去のブログ(女性の平均体重や健康体重を目指しましょう。)で書いていますが、体重と身長から割り出されている数値です。目安にしましょう。
体組成計は総合的に見ましょう!
「体重が減ったから嬉しい!!」という美や健康の時代は終わりました。細ければよい訳ではないのです。そう、細すぎず、ふくよか過ぎず、姿勢がよくて、お尻などの必要なところに筋肉があって、元気で健康的な美しさの時代です。
そこでせっかく体重計が体組成計になったのですから、ただ1つ1つの項目に一喜一憂するのではなく、総合的に見れる目を養っていただきたいのです。
①体重が減った時
これは、つい喜びますよね。気持ちは分かります。しかし、体重が減った時に、筋肉量が減っていませんか?もし筋肉量が減っているのであればそれは衰えのスタートになってしまいます。私たちは成長期を過ぎれば、何もしないと筋肉はどんどん減っていくようになります。この筋肉は減らさずに、脂肪を増やさないことが大切なのです。
ということは体重が減っていた時に一緒に減っているといいのは体脂肪の数値です。身体の何が減ったのかをきちんとみるようにしましょう。
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②体内年齢が上がった時
体内年齢が自分より上だった時、ただ闇雲に体重を落とせばいい訳ではないことを上記の記事を読んでいたらご存知なはずです。体重よりも、基礎代謝がどうなのかや、内臓脂肪レベル、骨量などを見に行きましょう。
基礎代謝が下がっているということは心臓などの内臓を動かす力が弱っているという事です。または姿勢を保つ筋肉などが弱ってきています。これらは運動で改善することもできますが、ダイナミックな動きでなくても良いのです。綺麗な姿勢を身に着けることや、呼吸を深くできるように体幹を緩めることが大切です。
内臓脂肪レベルについては、、、運動習慣も大切なのですが、これは生活習慣病のフラグです。食生活や、日常生活の歩いたり立ち上がったりという小さな運動、睡眠がしっかりとれているかも関係してきます。
骨量は今のところ、20歳をすぎると増加することはないっと言われています(科学は変わるので今のところっという事に。)なので減らないように見ておくことが大切です。特に閉経を向けえると女性ホルモンの働きが弱まり骨が弱まるスピードが速くなると言われています。あなたが20代以下なのであれば、しっかりと栄養を取って、太陽を浴びることです!まだ骨を強くできます。30代~閉経前なのであれば、これ以上減らないように20代以下と同じような対処と、骨に振動刺激をあたえて活性化を促すことです。閉経後の場合、もろくなりやすくなっています。まずは骨粗しょう症ではないかの確認をしましょう。骨粗しょう症でなければ骨に振動刺激をあたえて活性化させて行けますよ!
体組成計まとめ
体組成計だけでブログがかけてしまった。。。というのが私の感想です。自分のことを知るツールが増えてしまったがために、1つ1つの数値に踊らされたり、混乱してしまったり、どうやって出てきている数値なのか知らないで見ているっという事もありますよね。
情報が増えた分、その情報を扱える力が必要です。是非、あなたも自分の体を知るために情報だけでなく、その根拠や見方、考え方も養って素敵なライフスタイルを確立してくださいね!
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IROHA Pilates & Conditioning Studio主宰 一ノ瀬 華恵