健康ダイエット

汗を目安に運動は意味がない?!代謝と汗の関係

 

こんにちは!
茨城県守谷市 IROHA Pilates & Conditioning Studio(イロハ ピラティス&コンディショニングスタジオ)のHanaeです。

 

「汗をかかないと運動した気になれない!」「汗をこれだけ流したんだから、カロリーが消費されているはず!!」と汗を目安に運動の強度を見ている方や代謝の良し悪しを見る方がいるようなのです。本当にそうなのでしょうか?

 

汗をかく人は代謝がいい?!

「運動はしていないけど、ちょっと動くだけで汗がでてくるし、私は代謝がいいんだわ!」と。本当でそうでしょうか?

代謝の良し悪しとして汗をかきやすい人や体温の高い人があげられることがあります。なんとなくそんなイメージの方もいますよね。しかし、よく思い出してみてください。肥満の方でも汗っかきの方っていらっしゃいますよね。運動をしていないのに汗がだらだらと出てきてしまって、息が上がってしまうっと言う方もいます。そういう人はどう説明しましょう。代謝がいいってとても健康そうなのに、何もしなくても息が上がったり汗をかくことは体のいい反応といえるでしょうか?

体温についても、肥満気味、または肥満の方は発汗による体温の調節機能は低下していることが多く、脂肪が体温を維持することによって、むしろ平熱が高くなっていることもあります。脂肪という名のダウンコートを着ているようなイメージです。いくら汗をかいても外の脂肪が冷えていくだけで、体の奥の熱が取れずに汗が止まらないっという事もあります。

汗のかきやすさや体温の高さをそのままイコールで代謝の良し悪しを語ってしまうのは安易だと思いませんか?

スポンサーリンク


汗をかいた=運動の効果が高い?!

運動が終わった時に汗をかいていると「あ~たくさん汗をかいてスッキリした!!代謝よくなったな!」と感じますよね。トレーニングが終わった時の「頑張ったかのバロメーター」に汗をかいたかどうかを目安にしている方がいらっしゃいます。しかし汗の有無でトレーニングの強度や効果を計っていいのでしょうか?

例えば10分間、走ったり、ジャンプをすると汗って出てきますよね。しかし同じように10分間ヨガやピラティスなどのレッスンではそんなに汗は出てきません。そう思うと確かに強度の高いトレーニングをすると汗は出てくるように思えます。しかし、汗をかくことが目的ではなかったはずです。代謝がよくなるっという事は体の巡りがよくなる事です。汗をかくというのは体温調整の機能なんですね。意味が違います。

ですから、たとえ10分間、走ったりジャンプをして汗をかいたとしても、お尻や二の腕など脂肪が多くついているところを触ってみるとまだまだ冷たいはずです。暖かいのは首や肺周りなどです。本来落としたいはずのお尻や二の腕などの脂肪が温まっていないのに運動を辞めてしまったら、、、体力はつくと思いますが、ボディメイクは難しいでしょう。また、汗をかいたことによって体を冷やすことになります。温まったところはいいですが、まだだったところも冷たくすることになり、より脂肪を固めてしまいます。

逆にピラティスを10分間やるとまだまだ汗もかいていませんし、それほど疲れてもいないはずです。それによって運動をある程度の時間続けることで体全体が温まります。一か所ではなく体全体が温まり、活動していくことによって全身の脂肪や筋肉に働きかけることができるのです。

汗をかくことが目的ではなく、体全体を温めてその温かい体を保つことが代謝を上げることに繋がります。

スポンサーリンク


汗をかく=痩せるではない!

ホットスタジオでの勤務をしている時も「汗をかいて痩せる!!」と思っている方もいるようですが、汗をかくから痩せるというのは違います。本来ホットスタジオでは汗をかいた分、または汗をかくことを想定してその分の水分をしっかりとっていただきます。体の約7割は水分でできているっと言われているので、その水分を新しくすることによって新鮮な体にしていくっというイメージの方がいいでしょう。

ホットスタジオに入って汗だけかいて、水分を取らなかったら、熱中症や脱水症状に陥ってしまいます。体の中の水分量をしっかり保つことで肌の保湿を保てたり、血液の量を保て立り、私たちの体の中の神経は電気が流れているので神経の通りも良くなります。ホットスタジオはもちろん、温泉・銭湯やサウナなどで入る前と後で体重を計る方もいますが、それはどれだけ汗をかいて、体内の水分が持っていかれたかっという数字だと思った方がいいです。減った分が脂肪が燃焼したっというのは違います。

汗をかくという事は体が通常より温まったという事を指しているだけです。燃焼しているかどうかはまた別のお話なんですね。

スポンサーリンク


ダイエットの常識は進化している!

汗をかくことを運動の目的にするのは意味がないっというか、あなたの目的とは違うのではないかなっと思います。鍛えたい、体力を向上させたい、痩せたい、健康になりたい、代謝を上げたいっという様々な運動理由がありますが、「汗がかけるようになりたい」という方は少ないはずです。

あなたが10代だったころ、ちょうどダイエットやファッションに興味を持ち始めたころ、雑誌にはどんなダイエット方法が載っていたでしょう?時代によって様々な流行りがあって、今の科学からすると「え?」と驚くようなものまであります。科学はどんどん進化して、栄養や体の反応についても10年1昔くらいの勢いで変わっています。そして、もうひとつ。あなたがダイエットの知識を身に付けたときより、あなたが年齢を重ねたことを覚えておいてください。自分の年齢や、体質にあった運動方法を取り入れることが代謝を上げたり、健康に向かっていく方法です!

 

*お知らせ

★ポストリハビリレッスンのキャンベーンご案内

【9月限定募集開始】がんサバイバー90分レッスン 特別価格ご案内

 

体験レッスンのご案内をしております。
初回体験詳細・ご予約はこちら

⇒HANAEの想い
⇒料金・メニュー表

 

★守谷整体院にて、グループレッスンを開催しております。
次回は9月26日予定です。守谷ピラティスグループレッスン詳細

 

★オンラインレッスンのご案内もしております。

オンラインレッスンについて

 

Pilates & Conditioning Studio Hanae

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です