ピラティス

尿漏れ、痔、経血コントロールに骨盤底筋群!!

 

こんにちは!
茨城県守谷市IROHA Pilates & Conditioning Studio(イロハ ピラティス&コンディショニングスタジオ)のHanaeです。

 

今回は骨盤底筋群についてお話していきます。

お題にも書いてあるのですが、尿漏れや痔、経血コントロール、さらに踏み込むと性交痛の緩和や、ドライ膣、産後の骨盤の安定など、骨盤底筋群が起動できていると改善できる下半身のお悩みのあれこれというのはたくさんあります。どうしてこれらが改善できますよっと言っているのか紐解いていきます。

 

スポンサーリンク


 

骨盤底筋群とは??

骨盤底筋群とは、体幹の底、骨盤の底にある筋肉群のことです。群と言っているので1つではなく複数の筋肉をまとめて指します。左右にある坐骨と、恥骨、尾骨の間にいろんな筋肉が集まって、膀胱、子宮、直腸という3つの臓器をコントロールし、身体の中にある臓器たちを下から支えています。まさに、縁の下の力持ちです。

骨盤底筋群のコントロールは子供の時に覚えます。そう、「トイトレ(トイレトレーニング)」!! 昔は?オムツをして、おトイレを我慢することってできなかったですよね?(記憶にないかもしれませんが) それを子供の頃に習得しているので骨盤底筋群をコントロールしている感覚がないのだと思いますが、実はあなたも日々、無意識に骨盤底筋群をコントロールします。本能ではないので筋肉が緩まったり、衰えたりしてくるとコントロールが難しくなり尿漏れや脱腸、経血のコントロールなどができなくなってしまいます。また、女性の場合は骨盤底筋群を上手に緩めることができないことで生理痛や性交痛にも悩まされる方が出てきます。さらに言うと、女性は出産の際に骨盤底筋群をかなり伸ばすことになったり、裂けたり、切ったりもしますから、戻りにくく、硬くなってしまう人もいます。縁の下の力持ちが、力がなくなると本当に困るんですよね

日頃は全然見えないところで、目立った活躍もしていないようですが、いざ使えないと本当に困るのが骨盤底筋群です。しかも、相談しにくい!!ピラティスはわざわざ言わなくても骨盤底筋群を使うメソッドなので、こっそりレッスンをうけても大丈夫です。(よかったら正直に言ってくださいね。でもだいたい、「私尿漏れで困ってたんですけどなくなりました!!」って解決してから言われること多いです。)

 

スポンサーリンク


ピラティスと骨盤底筋群

ピラティスで常に使うとされている体幹に”骨盤底筋群”が入っているんです。なのでピラティスをやる時には骨盤底筋群の話や、骨盤の向きについて必ず声掛けがあると思います。

そもそも骨盤底筋群は姿勢が悪かったり、呼吸が浅いことによってどんどん負担がかかったり、筋力が下がっていってしまうのです。ピラティスはこの姿勢を良くするために、深呼吸ができるようにしていくので、骨盤底筋群を意識しなくても巻き込んで動いていきます。無意識で起動する筋肉群なので最初は「使えているのかな?」と使っている感覚が分かりにくいかもしれませんが、だんだんと慣れてくると自分の身体の感覚が芽生えてきて、骨盤底筋群を使えている感覚も出てきます。

すぐに分かりたい方は、やっぱり素直に骨盤底筋群鍛えたいです!!と伝えましょう。初心者の方に分かってもらうための初心者向け、分かりやすい方法があります。ピラティスは体幹周りのトレーニングとして素晴らしいメソッドですが、体幹の他の3つの筋肉(腹横筋、多裂筋、横隔膜)に比べて骨盤底筋群は使いづらく、分かりにくいと思います。一度、地味ですがここだけに集中して、しっかり動かせるのかを確かめてみましょう

 

 

ピラティスのレッスン1回でも、少しスッキリするかもしれませんが、日々の癖はまたやってきます。始めはできるかなっと思ったら、またできなくなってと1歩すすんでは2歩下がるように感じるかもしれませんが少しずつでも、継続することでより身体の変化を感じます。例えるならば西洋医学のような画期的な効果というよりは、漢方のようなじんわりと身体全体を底上げしていくのがピラティスです。より健康になれたらいいけれど、まずは不調な部分を改善させて心地よい本来の自分になりましょう。

 

 

スポンサーリンク


*お知らせ*

HANAEの想い
⇒料金・メニュー表

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です