女性の身体について

産後の”体型を戻す”ってどういう事?

 

 

こんにちは!
茨城県守谷市IROHA Pilates & Conditioning Studio(イロハ ピラティス&コンディショニングスタジオ)Hanaeです。

 

 

妊婦は終わったのですが、妊婦の頃の写真が好きなので、まだまだ使っていこうと思います!!

産後のダイエットとか、産前の体重に戻りたいっと言うところに私も直面しているので、そもそも「体型も戻す」ってどういうことなんだっけ?産後私たちは本当はどうなりたいんだっけ?という話をしていきたいと思います。

 

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産後の身体の理想はどこ??

モデルさんや女優さん、特に海外の女優さんたちって、産後半年とかで復帰して、産前と変わらないような体型で表舞台に出てきますよね。それを見ていることでそうなる事が産後の「身体を戻す」という事だと認識してしまう方が多いのでは?と思いました。

モデルさんたちはそれが仕事なのもあって、パーソナルトレーナーや栄養士、ベビーシッターをお願いして、仕事として身体を整えているので、全員がこのパターンを”産後の理想”にするのはちょっと違うなっと違和感を私は感じています。そして、その努力は確かにすごいけど、「産後とは思えぬ美しい身体で・・・」とかテレビで放送されると、私としては女性が消費されているなっと感じてしまいます。産後らしい身体も命を育んだ証であってとても美しいし、身体の美しや女性の美しさは産前・産後では変わらないと思うのです。

そもそも、約1年前と同じ身体になりたいっと言うのが無理な話なのではないでしょうか?1年という月日は妊娠していてもいなくても経っています。その間、身体は着実に年を重ねているのですから。私としては産前に「戻そう」ではなくて妊娠・出産を通して変わった身体を「再構築しよう」の方がしっくりきます。

「妊娠中に負担がかかって痛みが出ている箇所を妊娠前のように痛みのない状態に改善したい」とか「産後のホルモンバランスの変化で苛立つ精神を運動を通して整えたい」とか。体重という自分しか見ない数字を戻すよりも先に身体の構造を正しい場所に再構築することが産後の理想だと私は提唱したいです!!

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出産は交通事故レベル!!

出産は交通事故にあって、全治2カ月くらいの内臓損傷レベルらしいよ・・・と聞いたことがあります。そういわれると出産前の方は怖くなってしまうかもしれませんが、出産してみて私は思うのです。交通事故にあった時よりも産後の方がないがしろにされている気がする!!と。笑 というか、交通事故にあって骨折している人の方がギブスをしていて”怪我”感が分かりやすいというのもあるかもしれません。出産は内臓や帝王切開による腹部の傷のみで、外見では分かりにくいですよね。私は産後2カ月くらいから子供を預けてピラティスなどに出かけているのですが、子供と一緒でなければ、産後2カ月だとは周りに気づかれていないと思います。

さて、骨折をした人が退院して「ダイエットしなくちゃ」って思いますかね?まずは骨折した場所やそれに関連する動きのリハビリテーションから行うと思います。というとこは、産後の女性たちもまずは出産で頑張った骨盤底筋群やお腹周り、内臓、背骨たちをリハビリテーションするところからスタートしてあげた方が親切だと思います。

胎盤が大きくなって、肺や胃を上の追いやり、腸や腎臓・肝臓を後に押しつぶし、背骨は重たいお腹で前に引っ張られて歪み、姿勢を保つ筋肉も大きく伸ばされ、急激に体重が増えることの負担を股関節・膝・足首の関節を支える靭帯や筋肉が悲鳴を上げていたはずです。胸も張って首が凝り、重心が変わったとこで身体のバランスの変化に脳みそもお疲れです。そして、出産を終えた瞬間、また重心が変わり、ホルモンが変わって・・・身体はとっても疲弊しているのに筋肉を癒しもせずに鍛えに行くなんて・・・拷問です

これだけ書けば、産後の私をもっと労わってあげようっと思う事ができるでしょうか。人からの「美しさ」の評価よりも自分で自分を愛おしく思える方が大切です。

妊娠という10カ月の間、「赤ちゃんは急ピッチで成長している」とも言われたと思います。なら、産後の私たちの身体も最低限10カ月かけて身体をリハビリテーションする時間があっていいですよね

 

産後の体型戻しの中身

まずは頑張った身体を、育児で頑張っている身体を解しましょう。

私たちの内臓は身体を動かすことによって位置をかえ、臓器の中身が動くようになっています。ホルモンなどの本能だけではなく、私たちの動きも大切なのです。そんな大切な役割を果たす”動き”の源は筋肉です。この筋肉が凝り固まっていたら、、、いい動きはできませんよね。偏った動きばかりになり、ぎこちなくなります。

逆に、緩んでいて働けていない場所は、動かす練習をしていく必要があります。

折り紙が上手に折れると有名な私たち日本人は、DNA上で手先が優れているわけではありません。子供の頃に折り紙に触れ、手先をたくさん使って遊びながら動かす練習をしているのです。妊娠中は使わないところが増え、痛みを避けるために感覚が鈍くなっていることがあります。そのため、感覚を取り戻すために骨盤底筋群を使う練習をしたり、股関節の曲げ伸ばしを意識的の行う必要があります。そして、腹圧をかけることも忘れてしまっているので、思い出すために腹圧をかけていくピラティスはとってもおススメ!!笑 私ですら、産後すぐは腹筋を使う時に違和感を感じて気持ち悪く、感覚の訓練が必要だと感じました。 身体を緩め、感覚を取り戻し、ホルモンも安定したら、身体は素敵に再構築できているはず!!

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