バレエ・ダンス

クラシックバレエ上達のためにピラティスをするといい理由3つ

こんにちは!
茨城県守谷市 Pilates & Conditioning Studio(ピラティス&コンディショニングスタジオ)のHanaeです。

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先日バレエのレッスンを受けてきました。私はバレエを習い事として続けています。
バレエからピラティスを考え、ピラティスからもバレエを考えます。そしてお客様に大人からバレエを始めて、そのバレエの上達のためにピラティスをしに来てくださっている方もいらっしゃるので、そのお客様を浮かべながら「この動きの説明を今度しよう」などとバレエを楽しみつつ勉強兼研修です。
さて今回はバレエの上達のためにピラティスをするといい理由を3つに絞ってご紹介していきましょう。

①ピラティスをすると体が整う

バレエをすると、日常生活以上に姿勢を保つ筋肉が鍛えられ、各関節も大きく動くことになります。そしてバレエは左右均等にレッスンをするので、ゴルフや野球などのような偏った動きがなく、比較的左右差の出にくい運動です。バレエだけで体が整いそうですよね。
しかし、私たちには利き手、利き足があります。いくら左右同じように踊ったとしても左右の筋肉のパワーの出力に差が出てしまいます。そしてバレエでは背中を丸くすることが少ないのでついつい反り腰気味になってしまうことがあるのです。
また、バレエの発表会に出る際は、同じ振りを何度も何度も練習します。発表会などでやる作品は古典であればなおさらですが、先生が作ってくれた場合もターンなどの技の踊りは利き足が軸になるようになっています(右回転が多い)。これでは体が左右非対称になってしまいますね。
ピラティスをしておくと音に合わせたりしなくて良いので利き手、利き足を把握しながら左右同じように動けているかを確認することができます。また、どちらかだけを過剰に練習するということがありません。各関節や背骨を全方向に均等に動かしていくので体が整います。

 

②ピラティスでバレエのできない理由が分かる

バレエをしていると「これ苦手だな」という壁にぶつかる事でしょう。また、発表会などの写真を見て「あれ?思っていた完成系のポーズと自分のポーズが違う。」なんてことありませんか?(私はよくありました。)
ここで「もっと意識してたくさん練習しないと!」と根性論に走らないでいただきたいのです。
ピラティスで股関節の動き、骨盤の動き、背骨の動き、肩甲骨の動き、腕の動きを確認していくと「どこが詰まっているから上がらないのか」が見えてきます。例えば、アラベスク(片足を後ろに大きく上げてバランスを取るポーズ)が苦手な場合、脚をむやみに上げようとしても腰を痛めてしまうだけなのです。また、ターンも苦手だし、ジャンプも苦手だし、と他にも苦手を上げればきりがなくなってしまうかもしれませんね。その1つ1つの動きごとに課題を出して練習していてはどんなに練習時間があっても足りません。
ピラティスでも各関節をさまざまな方向に動かしていきます。しかしそれは誰かと競うためでも、音に合わせられるかの技術性を見せるためでも、脚をどれだけ高く上げれるかを評価されるわけでも、ありません。自分の体の動く範囲を理解していくのです。
「脚はここまでなら綺麗にあげる柔軟性(または筋力など)がある、それ以上あげるにはまだ柔軟性(または筋力など)が足りてない」ということを頭で理解していくのです。すると闇雲に練習を重ねる前にストレッチをしてあげた方がいいのか、トレーニングをしてあげた方がいいのか、「バレエができない理由」が見えてくるのです。

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③体の構造とバレエの動きがつながる

私は10歳からバレエを始めたので、周りはバレエができる人の中でスタートしました。ですから、大人になってからバレエを始めたっという方の「振りが覚えられない」ですとか「うまく踊れない」という感覚をすごくよく覚えています。
バレエってやることがいっぱいですよね。まず振りの名前や意味を覚えなければならず、そしてその振りの組み合わせもレッスン毎に覚えなければならず、手と足と体を一緒にコントロールして、音にも合わせるんです。ついでに一緒に踊る人との立ち位置や進行方向まで気にしなければなりません。かなりの集中力が必要です。
バレエの動きはとても優雅で特徴的に見えますが、現代ではすべての動きがきちんと解剖学などで正しい使い方が解明されています。そして正しい使い方から外れてしまうと怪我の元になる恐れもあるのです。
先ほども少し言いましたが、ピラティスの中では股関節の動き、骨盤の動き、背骨の動き、肩甲骨の動き、腕の動きなど体の様々なところを動かしていき自分の可動域(体が動ける範囲)を理解していきます。そして、そのために体の構造や各関節などの動き方の特徴を理解していくのです。体の動き方の特徴をしっかり把握していると、バレエで動くときも無理な体勢に入らなくなります。怪我のリスクを回避できるのはもちろん、バレエの動きも滑らかになるのです。

 

 

私たちは体の使い方については学校では学んできませんよね。それなのにいきなり体全体を動かし、しかも音に合わせて芸術的にと、なかなかハードルが高いものです。バレエの基礎の前に、あなたの体の動かし方の説明書を作りませんか?
体の動かし方も知らないのに見様見真似でやるのは大人になってからでは少し危険です。
ピラティスで体幹を養い、バランスを取るとはどういうことなのか、自分の体はどこまで動かせるのか、しっかり見つめていくことでどんどんバレエが楽しくそして上達していきます。

私もバレエだけをやっていた学生の頃よりも、今の方が楽しく、バランスを取るのが上手になったと思います。バレエのためにピラティスをするのはもちろん、ご自身が好きな趣味をより楽しくするために。ピラティスはとってもおススメです。

 

 

当スタジオではあなたらしい理想の体へのサポートをしています。
ご興味を持っていただけたらぜひお問合せ下さい。レッスン中はここまで熱く語りませんのでご心配なさらずに。(ご要望であればお話しします!笑)

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Pilates & Conditioning Studio Hanae

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