こんにちは!
茨城県守谷市 Pilates & Conditioning Studio(ピラティス&コンディショニングスタジオ)のHanaeです。
当スタジオにはクラシックバレエやランニング、登山などを趣味に持つ方が多くいらっしゃいます。普段運動している方でも最初はウォーミングアップをきちんと行ってもらいます。そして、趣味の時間の前にもやってますか?と確認するのですが、以外とやっていない方が多いのです。ウォーミングアップをした方がいい理由が分かれば、「やろう!」と思えるはずです。
ウォーミングアップとは?
ウォーミングアップっと言われてどんなことを思いうかべますか?体育の時間で考えるなら、水泳ならプールサイドで屈伸などの体操をして、足から水に入って、ゆっくり身体に水かかけてから、水の中でゆっくりと動いて、それから泳ぎの練習などが始まります。ウォーミングアップ多っ!!と思うかもしれませんが、それくらい大切です。
安静な状態から急に激しい運動を開始すると呼吸循環器系に負担がかかります。呼吸循環器と総称されるとイメージが湧かないかもしれませんが、肺・心臓・血管・血流など、つまりは全身のことになるのです。私たちの身体はアナログなのでいきなり「スポーツモード、発動!!」みたいなことはできないっという事です。
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ウォーミングアップをする目的
1、運動中の怪我や障害の予防
先ほども書いた呼吸循環器系に負担をかけないためっというのもこの運動中の怪我や障害の予防の1つです。でも身体の中のことなので実際はどれくらい負担がかかっているのか実感できないところの話なので、やる気につながらないと思います。もう少し細かくお話します。
例えば筋肉です。座ってデスクワークを長時間してから、いきなり立ったりすると股関節や腰がピキッとする経験をしたことはありませんか?これも同じ体勢を取り続けて固まっていた筋肉が動いたことでの違和感です。これがふくらはぎや太ももなどの大きな筋肉で起こると肉離れなどの怪我をする可能性が高くなるのです。
普段の日常生活で、あなたはどれくらいのパワーを使って生活していますか?使っていても20%くらいではないでしょうか?コップを持ったり、歩いたりするのにはそんなにパワーをつかっていないですよね。ジャンプをしたり、走ったりすると体重の60倍くらいの重さが足にかかると言われているので、ちょっとした遊びの運動も気をつけましょう。
2、パフォーマンス向上
身体は温まると柔軟性が増加するっと言われています。柔軟性と言われると開脚などを思い浮かべる方が多いのですが、ここで言っているのはその関節の柔らかさっというよりは、その関節を支えている筋肉などの柔らかさです。
筋肉1つ1つがスムーズに伸び縮みできるようになる事で滑らかな動作ができるようになります。私たちの身体は滑らかに動いている方が衝撃がすくなくていいことなのです。
3、心理的な準備
私はこの心理的な準備がとても重要だと思っていますし、見えないけれど効果というか、準備している実感を感じられると思います。身体に対して「これから運動はじめるからね」という合図を送る感覚です。それによって頭は身体の感覚に神経を集中させたり、意欲が湧いてきます。
4、体調の把握
これも継続してウォーミングアップをすると実感しやすいところです。その日にやる運動に合わせたウォーミングアップも必要ですが、毎回必ずやるウォーミングアップがあるといいと思います。毎日同じ動作を行うことで昨日との違いや、いつもとの違いに気が付けるようになってきます。いつもよりいい日なのか、ちょっと気にかけた方がいいところがあるのかを確認していくのです。そうすると上にあげた3つのことの効果もUPしてきますよ。
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ウォーミングアップの方法
1、お決まりの簡単ウォーミングアップをする
ラジオ体操とか、体育の時にやっていた体操でいいと思います。首を回して、手首と足首を回して、膝の屈伸、背骨の前屈後屈・側屈、アキレス腱ストレッチ、肩入れなどでしょうか。焦らずゆっくり行いましょう。
最初は簡単すぎてつまんないなっと思うかもしれませんが、毎回することで”いつもとの変化”が感じられるようになりますよ!
2、軽い有酸素運動をする
有酸素運動とは呼吸をしながら行う運動のことです。ウォーキング、軽いジャンプ、軽いマッサージなども入ります。軽く反動をつけての筋肉ストレッチなどもいいですね。息を切らすことなく、身体を暖かくする感じです。
3、少しずつ強度を上げていきましょう
反動をつけてのストレッチなどをしっかり振り上げてみたり、伸ばしてみたりしましょう。その日にやる運動で特に使いそうな筋肉や身体の部位を、エアでやってみたりもいいです。
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ウォーミングアップのまとめ
ウォーミングアップの目的は理解できましたでしょうか?ウォーミングアップにかける時間は5~15分くらいが目安です。
もし時間がなくて15分しか運動できそうにないならそのうちの5分はウォーミングアップに使いましょう。「そんなことしたら全然運動できないじゃん!」と思うかもしれません。しかし、あなたは運動をすることが目的なんでしょうか? 運動をして健康になりたい、綺麗になりたいっというのがゴールのであれば、ウォーミングアップなしに運動をしてしまったら身体を痛めつけて老化へと早歩きで行くようなものです。
運動をすること自体が目的なのではなくて、あなたの身体を健康にすることが目的です。上手くなりたい、記録を伸ばしたいっという方も練習することばかりではいけません。身体を壊さないようにするのが一番なのです。ぜひウォーミングアップ、きちんと行ってくださいね!
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Pilates & Conditioning Studio Hanae
IROHA Pilates & Conditioning Studio主宰 一ノ瀬 華恵