こんにちは！
茨城県守谷市　Pilates & Conditioning Studio(ピラティス＆コンディショニングスタジオ)のHanaeです。

 

当スタジオのカルテには病歴欄があります。「なし」となる方は少なく、皆さんなにかしら経験してきているようです。その後の不調と向き合いながらもその不調をあきらめて振り回されるか、仲良くなるかはあなた次第だと思います。

病歴

病歴っと言われると大病（手術をしたとか）のイメージの様ですが、幼い頃から妊娠・出産時のこと、最近のことまでしっかりきいています。頭痛がするならいつもの対策は市販の薬なのか、頭痛外来に行ったことがあるか、病院での薬はあっているのか、何をどれくらい飲んでいるまでお聞きします。むくみや冷えなどについてもいつ、どんな時に感じて、普段の対策についての行動もお聞きしています。

手術などの大きな病はだいたいの方がいつ起きたことなのかまでしっかり覚えています。その時にとった対策などもです。しかし、それらの対策を続けることはなく、なんとなくそのままにしている方も多いようです。生活できない訳ではないし、たまに痛くなったり、むくんだり、痺れているけど・・・という状態が当たり前になってしまって今の症状としては自覚していない方も多いです。

身体に現れる不調はあなたの身体の体質や癖を代弁してくれます。むくみになりやすい人の特徴や、頭痛がしやすい生活リズムなどがあるのです。身体はとても正直なのであなたの数多くの言葉よりも多くのことを教えてくれます。また、私が細かく聞くことで「そういえば」という新たに自分のことを知るきっかけになります。

機能的な身体と心

残念ながら、病院ではあなたの心の持ちようまでは変えることはできません。悪い腫瘍や、痛いところは手術や薬で治すことができます。しかし「治したい、よくなりたい」という気持ちが湧くのはあなたにかかっているのです。自分の身体をよくするのも、そのまま放っておくのもあなた次第なのです。

私たちの身体はとても素晴らしい構造になっていて、身体の一部にちょっとした不調があってもパソコンのように全体がシステムダウンすることなく、生活を送る事ができます。腰が痛くても、肩凝りでも、ちょっと頭痛がしても、生理痛があっても、手術の後遺症で痺れたりしても…私たちの身体は生活することを止めることはありません。確かに生きていけるのですが、その痛みを受け入れすぎていませんか？

「もうしょうがない」「年だから」。これらの自分を納得させる言葉は環境の変化に順応しようとする心の持ち方の１つなのかもしれません。しかし、和らげたり、共存していくことはできるはずです。確かに、後遺症などで完全に回復するのが難しいことはあります。年齢や病になったこと自体を変えることはできませんが、これからのあなたの生活を変えるのはこれからのあなたです。

身体も心も環境への順応はストレスを感じないために大切な機能です。でも改善できるかもしれないことをあきらめてしまうのはもったいないっと私は思います。

気持ちは身体から生み出そう

「この不調をなんとかしたい」この気持ちが湧くのは、自分の身体を使って自分の思い通りに毎日を過ごしたいっという思いの結果だと思います。

ならば、まずは自分の身体を動かしましょう。動かしてみると「身体を動かす気持ちよさ」や「できないと思っていたことができたときの喜び」を感じて心が満たされていきます。そして身体が快適になってくると「この不調をなんとかできるのかもしれない」と小さな希望を見出すことができます。

痛くて、苦しくて、ふさぎ込んでいるところにずっといては、いつまでたっても希望は手にすることはできません。あなたの身体は生きようとしています。もっと楽しく、充実した時間を過ごすために、まずは身体を動かしてみましょう。自分の身体を自分で動かして、自由に過ごしていくと、疲れるし大変だけど、それがとても楽しいことだという事に気が付くことができますよ。

 

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