
こんにちは!
茨城県守谷市
IROHA Pilates & Conditioning Studio
のHanae(はなえ)です。
「運動不足だから、何か始めた方がいいと思って。」
そう言って運動を始めたのに、
なんとなく腰に違和感がある。
肩がずっと重い。
膝がたまにピキッとする。
痛いほどではないけれど、なんとなく気になる。
そんなこと、ありませんか?
「まだ大したことないし」
「もっと運動すれば、そのうちよくなるかな」
そう思う方もいるかもしれません。
でも私はレッスンをしていて、こうした不調が単純に「運動不足だから」だけではないことも多いと感じています。
運動する量だけではなく、
その身体が、普段どんなふうに動いているのか。
どこに負担を集めやすいのか。
そこを見る必要があることもあります。
動けば整う、とは限らない
運動することは、もちろん大切です。
身体を動かすことで気分が変わったり、筋力がついたり、できることが増えたりする。
でも一方で、運動は身体に負荷をかけるものでもあります。
もし、いつも同じ場所に負担を集める動き方をしていたら、その状態で運動量だけ増やすことで、違和感や痛みにつながることもあります。
だから、
「不調があるから、とにかくもっと動こう」
だけで考えるのは、少し違うのかもしれません。
何をするかだけではなく、
今、自分がどう動いているのか。
そこを見ることも必要です。
運動中こそ、自分の身体を置き去りにしない
以前、
グループでリフォーマーのレッスンを受けていて、手にロープを持ったまま動いている途中に、
「これで合ってるのかな?」
と不安になり、横の人を見ようとして首を痛めてしまった、という話を聞いたことがあります。
グループレッスンや動画を見ながら運動すること自体が悪いわけではありません。
気軽に運動を始められるし、続けやすい。
とてもいい方法だと思います。
ただ、負荷がかかった状態で動いている最中に、見本や周りの人を確認することへ意識が向きすぎると、自分の身体が今どんな状態になっているかに気づきにくくなることがあります。
特に、
「合ってるかな」
「遅れてないかな」
「同じようにやらなきゃ」
と不安になっているときほど、外に意識が向きやすい。
でも、本当はそんなときこそ、
「今、自分の身体はどうなっている?」
と一度戻ってみることが大切なのだと思います。
首に力が入りすぎていないか。
手首に体重をかけすぎていないか。
呼吸が止まっていないか。
違和感を感じているのに、動きを続けていないか。
誰かと同じ動きをすることよりも、自分の身体の状態に気づくことの方が、安全につながる場面もあります。
「何をやるか」より、「どう動いているか」
IROHAのレッスンでも、エクササイズそのものだけを見るわけではありません。
同じ動きをしていても、
→どこから動き始めているのか。
→どこに力が集まっているのか。
→左右で違いはあるのか。
→その人が何を感じているのか。
そういうところを見ています。
身体には、これまでの生活の中で身についた「動き方」があります。
仕事や家事、育児、運動経験。
それぞれ違う時間を過ごしてきたから、身体の使い方も一人ひとり違います。
だから、
「この運動をすれば整う」
と一つの答えにすることはできません。
大切なのは、運動を増やすことだけではなく、
自分の身体が今どう動いているのかを知ること。
運動中に、
「今日はここが動きにくいな」
「ここに力が入りやすいな」
「この動きはちょっと怖いな」
と感じることも、身体を知るための大切な情報です。
動くことは大切。
でも、動けば整うほど、身体は単純ではありません。
だからこそ、
動くなら、自分の身体を置き去りにしない。
運動する時間が、自分の身体を少しずつ理解していく時間にもなったらいいなと思っています。

IROHA Pilates & Conditioning Studio主宰 一ノ瀬 華恵