健康ダイエット

ウォーキングは膝に負担?それとも健康にいい?身体にいいウォーキング方とは?

 

こんにちは!
茨城県守谷市 Pilates & Conditioning Studio(ピラティス&コンディショニングスタジオ)のHanaeです。

 

先日こんな質問をもらいました。「健康のために歩くことを始めたのだけど、膝に負担がかからないようにっと思ってクッション性の高い靴を買ったんです。でも、雑誌に歩いた時の衝撃が骨に伝わるのがいいって書いてあって、クッション性のある靴はだめだったのかしら?でも足腰を痛めたくなくて、どっちが健康にいいのかしら?」と良かれと思って始めたウォーキングにどう取り掛かればいいのか分からなくなってしまったようです。

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さて、私がさらっとお答えする前に、あなたはこの質問にどう思いますか?健康になる為に歩くのはいいことなのか?それとも膝に負担がかかって痛める原因になるのか?その予防にクッション性の高い靴を履くのは健康にいいのか、歩いて健康になるのを邪魔してるのか?どうおもいますか?
世の中にはいろんな意見がありますよね。その意見がどの観点から述べられているのかをしっかり理解しておくとこの問題は解決することができます。

 

歩くのは健康にいいの?

さて、まず歩くことは健康にいいのかどうかを議論しませんか? 議論と言っても私が一人論じることになってしまうブログという場なのがさみしいのですが、一緒に考えながら見ていただけると嬉しいです。

早速答えに行ってしまうのですが、歩くのは健康にいいと聞いたことがありますよね。そう、歩くのは健康にいいのです。国がこう言っております。

日常生活において身体活動量を増やす具体的な手段は、歩行を中心とした身体活動を増加させるように心掛けることである。健康増進関連機器の中で、歩数計を実際に使用している者は20歳以上の16.7%を占め、特に中高年者では3~4人に1人が使用しており(平成8年度健康づくりに関する意識調査)、個人が取り組む目安としても、歩数の目標値を設定することは有用である。

歩くことを中心とした身体活動を増加させることにより、生活習慣病の発症の数%減少が期待できる。
基準値:男性8,202歩、女性7,282歩
           (平成9年度国民栄養調査)
目標値:男性9,200歩、女性8,300歩
                      厚生労働省<健康日本21>より

ふむふむ。国が日常生活の中で歩くことを心がけることで生活習慣病の予防になるよっとお話してくれているのですね。基準値や目標値なども掲げています。この資料を中心に企業や団体などが1日1万歩あるきましょうっというキャンペーンなどもやっていますよね。歩くこと自体は健康に良いようです。

 

歩くのは膝に負担になるの?

次に確認したいのが、歩くことが膝など足腰の負担になるのか?という疑問です。1つ前のトピックスで「歩くことは健康にいい」と言ったのに矛盾を感じるような質問ですね。あなたは普段歩いていて膝に負担を感じますか?

普段の生活で負担を感じていないのであれば歩くことは膝の負担になっていません。では、これはどんな観点で述べられているのかというと高齢者や肥満の方、骨密度に問題がある方などに該当します。高齢者というのも一括りにするのは難しくなってきましたが、脚の変形がある方や足腰の筋肉が弱ってきている方は歩くという行為も負担になる事があります。また肥満の方はランニングよりは安心して取り組むことができますが、BMI値などで肥満型に入る場合は注意が必要です。

そんな方におススメなのはプールで歩くことです。水は水圧などの抵抗がありますが、体重を軽くしてくれ膝への負担を軽減してくれます。プールもちょっと、という場合は歩くではなくピラティスがおススメ!体幹を鍛えることや寝た状態でもエクササイズができるので足腰への負担を軽減できます。

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クッション性の高い靴を履く意味は?

クッション性の高い靴を履くのはどうでしょう?そういった製品、よく見かけますよね。私も持ってますよ!と、いう事はクッション性の高い靴を履くこと自体はだめではなさそうです。

クッション性を高めるのは身体への衝撃緩和です。特に足腰への衝撃が軽減・緩和されるので下半身が疲れにくくなります。なのでたくさん歩く日に履いてあげるといいですよね。ランニングをしたり、登山なども足腰への負担が高くなる時の靴ってクッション性が高く、靴底がしっかりしているものが多いですよね。私も移動が多い日やディズニーランドに行く日にはクッション性の高い靴で行きます。

ウォーキングを始めてすぐの時は、歩き慣れないので疲れやすく、続かなくなってしまいます。初心者の方はクッション性の高い靴はおススメです。

 

骨への衝撃・刺激とは?

クッション性の靴の良さも分かったけれど、骨への衝撃がいいって・・矛盾を感じるような、またまた悩んでしまう健康話ですよね。しかし、骨への衝撃・刺激って大切なのです。

残念ながら、年齢とともに骨は確実に弱くなります。骨密度と言って、骨を構成するカルシウムなどのミネラル成分のつまり具合が低下し、脆くなっていく傾向にあるのです。その骨密度が極端に低い方を骨粗鬆症といい、骨が折れやすくなってしまう場合もあります。ちょっと転んだだけで足や腰の骨が折れて、歩行が困難になったりする場合も少なくありません。したがって、年齢があがるにつれて、骨密度の低下を抑え、できれば少しでも骨密度を増やして、丈夫な骨を作ることを心がけなくてはなりません。

そこで骨と言えば、カルシウムをはじめ、さまざまな栄養を適切に取ることが必要です。しかし栄養だけでは不十分なのです。丈夫な骨を作るには運動による「重力の骨への刺激」が欠かせません。骨は血液が運んでくるカルシウムを吸収する骨芽細胞と骨の中の使い古したカルシウムを破壊して血液中に放出する破骨細胞によって、絶えず新陳代謝を繰り返しています。そこに、運動をして骨に重力の負荷をかけるとカルシウムを呼び寄せる電気エネルギーが骨に発生し、骨を作る細胞が働きやすい状態になってカルシウムの吸収を促すのです!(身体ってすごい!)

と、いう事は、この重力の影響が少なすぎると骨を作るためのカルシウムが吸収できなくなり、加えて骨の中の古くなったカルシウムは血液中に溶け出して体外に排泄されてしまうので骨は次第にやせ細っていきます。寝たきりや、一日動かないというのは良くないのですね。重力をひしひしと感じることは少ないですが、歩いている時に自分の体重を重力からしっかり支えているのが骨にはいいのです!

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あなたの体の現状は?

結果、様々な健康論は全て正しいのです。なので、そこから何をチョイスすればいいのかは、あなたの体がどういう状態なのかというのがキーポイントになります。たくさんの情報の中からあなたにあった情報をキャッチする力が必要です。でも、これが苦手な方が多いようです。私はピラティスを通してこのキャッチ力がない方の代わりとなって提供や提案をしたり、高めていくサポートをしているのです。

例えば、40代のBMI値も正常範囲、日々会社まで通勤電車で階段を使ったりして動いている方が、歩くのを躊躇しなくてもよさそうですよね。ランニングにチャレンジするのを見込んでウォーキングをしてもいいかもしれません。

では30代でBMI値が肥満を指している場合、かつ家もアパートの1階で家の中にも階段がなく、家にいることが多い方の場合は、クッション性の高い靴を履いてスタートがよさそうですよね。

自分の年齢、日頃の運動習慣、生活環境、体型や持病などもっといろんな条件が付け加わっていきますが、自分という軸があって、周りに方法があるのだという事を忘れないでくださいね!

 

そうは分かっていても運動習慣がなかった方や、健康について最近関心が出てきた方には”自分にあった健康法”を見つけるのは難しいです。毎日の洋服選びですら”自分にあった洋服選び”が難しく感じることがありますでしょ? 自分っていつも一緒にいすぎて客観的に見きれなくなる時があるのです。そんな時は是非プロの力を1度借りてしまうのがお勧めです。

ウォーキング楽しんでくださいね!

 

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