健康ダイエット

その疲れ、身体の中では何が起きてる?

 

こんにちは! 茨城県守谷市IROHA Pilates & Conditioning StudioHanae(はなえ)です。

 

心臓から送り出された血液は、全身を巡っています。

でも、その旅のゴールはどこだと思いますか?

実は、血液の本当の目的地は「毛細血管」です。

今日は、身体の中で一番細い血管が担っている、大切な役割についてお話しします。

 


毛細血管は荷物の受け渡し場所

心臓から送り出された血液は、酸素や栄養という大切な”荷物”を運んでいます。

動脈を通り、だんだん細い血管へと枝分かれし、最後にたどり着くのが毛細血管です。

毛細血管は髪の毛よりも細く、全身に張り巡らされています。

ここで血液は、細胞へ酸素や栄養を届け、代わりに二酸化炭素や老廃物を受け取ります。

つまり毛細血管は、血液と細胞が出会う「受け渡し場所」。血液はただ流れているだけではなく、ここで初めて本来の役目を果たしているのです。

 


身体は細胞の集まり

私たちの身体は約37兆個もの細胞でできていると言われています。

筋肉も、骨も、皮膚も、内臓も。すべて細胞が集まってできています。その一つひとつが毎日働くためには、酸素や栄養が必要です。

もし毛細血管まで十分に血液が届かなければ、細胞は元気に働くことができません。

だから毛細血管は、小さくても身体を支える大切な存在なのです。

 


巡りを助けるのが身体を動かすこと

では、毛細血管へしっかり血液を届けるためには何が大切なのでしょうか。

その一つが、「身体を動かすこと」です。前回のブログでお話ししたように、筋肉は血液を送り返すポンプの役割をしています。

呼吸によって胸郭が動き、筋肉が働き、血液が全身を巡る。

その積み重ねが、毛細血管まで酸素や栄養を届けやすい環境をつくってくれるのです。身体の中では、それぞれが役割を持ちながら協力して働いています。

どれか一つだけ頑張ればいいわけではなく、すべてがつながっているんですね。

 


ピラティスが目指していること

私はレッスンの中で、「もっと頑張って動きましょう。」というより、「身体が本来の働きをしやすい環境を整えましょう。」ということを大切にしています。

呼吸を整え、姿勢を整え、関節が動きやすくなり、筋肉が本来の役割を果たす。

そうすると血液も巡りやすくなり、その先にある毛細血管まで酸素や栄養が届きやすくなります。

ピラティスは筋肉を鍛えるだけの運動ではありません。身体の中で毎日休むことなく働いている仕組みを、少しだけ手助けしてあげる時間なのだと私は考えています。

だからレッスン後に、「身体が軽い。」「呼吸がしやすい。」「なんだかスッキリした。」そんな感覚が生まれるのかもしれません。

 


身体は今日もあなたのために働いている

毛細血管は目に見えません。でも今日も、指先まで酸素と栄養を届けるために休むことなく働いています。

身体は、私たちが意識していないところでも、たくさんの仕組みが支え合っています。

その仕組みを知ると、「運動しなきゃ」という気持ちよりも、「この身体を大切にしたい」という気持ちが自然と湧いてきます。

私は、ピラティスはその気持ちを育てる時間でもあると思っています。

呼吸が身体を動かし、筋肉が血液を巡らせ、その血液が毛細血管を通して細胞へ酸素や栄養を届ける。身体はそれぞれが役割を持ち、助け合いながら私たちを生かしてくれています。

一つひとつの仕組みを知るたびに、私は「身体って本当によくできているな」と感動します。そして、その身体を大切にする方法の一つが、ピラティスだと感じています。