【暮らしのいろは】プーアル茶ベースで乾燥予防！

こんにちは！
茨城県守谷市　IROHA Pilates & Conditioning Studio(イロハ　ピラティス＆コンディショニングスタジオ)のHanaeです。

長く続いた蒸し暑い季節から、秋らしい天気が増えてきたので水分補給として提供しているお茶のブレンドを秋使用に変更いたしました！！

プーアル茶ベース

今回の主役はプーアル茶です。日本でも聞いたことがある、飲んだことが多いと思われるお茶ですが、中国のお茶で、少し味に特徴があります。好みが割れるかなっと心配なところです。。。笑

さて、プーアル茶には2種類あり、日本で流通しているものの大半は「熟茶」と呼ばれる発酵茶です。お茶に発酵を促す菌を合わせ、湿度を入れて発酵させたものです。たいして中国で多く消費されているのは「生茶」です。菌の力を借りず作られ、香りがよいのが特徴です。今回ブレンドに使用しているのは、前者の日本で流通している発酵茶にしました。この発酵には日本食でも紹介した麹菌が使用されており、健康が気になる場合は発酵のプーアル茶がおススメです。

漢方の世界では以下の効能があげられています。（発酵プーアル茶の場合）

高血圧・高血糖を下げる
コレステロール値をコントロールする
アンチエイジング
胃腸に刺激がなく、冬場に飲用する場合胃を暖める

夏の疲れと、寒暖差が深まる秋に胃腸に暖かさを与えつつ、ほっこりとした味わいのプーアル茶をベースにしました。

ブレンドの中身

【柿の葉】

柿葉茶っというのがあるのをご存知ですか？ちなみに読み方は「シヨウチャ」です。　柿は食べる物っとして有名ですが、柿の葉は柿の葉寿司に使われたり、お茶になっていたりと、こっそり？昔から私たちの食卓にあるものなのです。

柿の葉寿司（しめ鯖などの魚とすし飯を柿の葉に包んで熟成させたもの）、私は大好物で新幹線に乗る時は必ず食べているのですが、柿の葉に昔から食べ物を守る力もあるっという事も証明してくれています。

柿葉茶としては、柿の葉はレモンの２０倍もビタミンが入っているといわれており、しかも熱に強いためお茶にしてもビタミンが壊れないっと言われています。メラニンの生成を抑え美肌効果・シミ・ニキビ・美白効果も期待できるそうです。

【くわの葉】

桑の葉は、ケールの約6倍のギャバが含まれているといわれています。ルチンは高い抗酸化作用を持つポリフェノールの一種です。ビタミンCの吸収を助け、皮膚や血管を健康に保ち老化を防止する効果があります。柿の葉の熱に強いビタミンと、一緒に桑の葉を取ると、ビタミンの吸収を助けてくれるのでナイスコンビだなっと思います。

漢方では、解熱や鎮咳などの効果があるとされ、ハーブの世界では「マルベリー」と呼ばれています。

【びわ葉】

脂肪を分解する作用があることが研究によってわかっています。お出しするブレンド茶は安全を考えて、購入した枇杷葉を使っていますが、我が家で飲むときは庭先の枇杷の葉を乾燥させて、砕いて、飲んでます。（田舎の守谷だからできることですね）

肺の熱をとり、咳と止めます。胃熱による吐き気や喉の渇きにいいとされています。

【クコの実】

元々はクコの実なしで考えていたのですが、試飲しながら追加することを決めました。なぜならプーアル茶、柿葉、桑葉、枇杷葉。葉ばかりでちょっと草っぽさ？苦味？が濃いかも・・・と思ったからです。クコの実のほんのりとした甘みが加わって飲みやすくなります。

また漢方には根は下半身に、花や実は頭にと、どの部分を使うとどこに効くっという考えがあるそうで、葉だけに偏りすぎでは？というのもあって、実であるクコが選ばれました。

効能は全然回の板藍根ブレンドの時にもお話してあるのですが、滋養強壮・老化防止の効能、肺を潤す効果があるっと漢方では言われています。