ピラティス

ピラティスで健康になろう!~本質と歴史~

こんにちは!
茨城県守谷市 Pilates & Conditioning Studio(ピラティス&コンディショニングスタジオ)のHanaeです。

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Instagramにはすでに写真を載せているのですが、健康管理士に配られる総務省認証の予防医学学術刊行物のテーマが「ピラティスと健康」でした!(健康管理士とは栄養、ストレス、疾病、運動、環境など健康な毎日を送る上で必要な知識を習得しています。予防医学に注目が集まる現代のニーズを反映し求められている、“健康のスペシャリスト”資格です。)
その冊子を軸にピラティスの良さについてまたくどくど(?)と熱く語りたいなっと思っています!

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ピラティスの本質

『ピラティスは「正しい運動で体を矯正すると、体が正しく機能するようになり、身体的健康へとつながっていく」という考えが土台になっています。』と書かれていました!私が言うよりまとまった素敵な日本語。

正しい運動というのが難しいですよね。テニスや野球なども運動なのですが、これらの運動の目的は楽しんだり、得点を競ったりすることで、体にとって正しい動きをしているわけではありません。たまに頑張りすぎて怪我をしてしまう可能性もありますよね。それに引き換えピラティスは小さな筋肉から大きな筋肉まで意識して動かしていきます。個々の筋肉が均等に発達していくことによってバランスがよくなるのです。また、筋肉を意識することで骨や、関節の動き、呼吸の状態など一つ一つの動きを体に問いながら動かしていきます。この自分の体に何が起きているのかを感じ取りながら行うのが大切です。

始めは体の歪みや癖に気づいて「だから凝るんだ」などの不調の原因を知る事ができるでしょう。続けていくうちに体幹が鍛えられて、姿勢がよくなり、そしてどんどん正しい運動が癖になっているので自然と正しい体の使い方ができるようになっていきます。これが身体的健康につながるといわれるところです。

 

ピラティスの歴史

ピラティスとは何?と聞かれたときにピラティスの歴史はとても大切です。
なぜならピラティスを考案したピラティス氏自身も不調を抱え、それを改善しようと志したことや、リハビリテーションとして考案されたからです。
ピラティス氏は幼少期にくる病や喘息、リウマチ熱などに苦しみ、それらを克服するためにトレーニングに目を向け始めました。最終的にはかなりマッスルで健康的な写真が残っているピラティス氏でさえ、はじめは病に苦しんでいたのです。でも、その病に負けることなく、うまく付き合っていきながら改善方向への努力をしていったのです。素敵ですよね。
ボクシングやレスリング、体操をしたりボディビルをしたこともあったそうです。そしてヨガや禅など東洋文化も学んでいきました。そこから体をお整えることは心も整えることにつながるっと「コントロロジー」という学問が確立しました。
そしてリハビリテーションとしては第一次世界大戦中のことです。ピラティス氏は戦争によって捕虜として拘留されつ中、看護師として負傷した兵士の看病をしていました。負傷兵をベットに寝かせたままでは回復することがなく、どんどん衰えていくばかりです。そこでベットを改良してリハビリテーションのための器具を考案しました。これがのちに「リフォーマー」になっていきます。ベットからできたマシンだからピラティスは仰向けのエクササイズが多いのです。これらの身体的エクササイズと呼吸コントロール、精神的リラクゼーションを合わせた一連のエクササイズを「ピラティス」と名付けて誕生しました!!

ここからさらにピラティスはリハビリテーションの域から向けだしていきます。それはピラティス氏がアメリカ・NYに渡ったためです。NYのブロードウェイなどのダンサーやスポーツ選手を中心にさらなるエクササイズを考案していったのです。1967年にピラティス氏は亡くなっていますが、ピラティス氏が残したエクササイズや、本、哲学は伝わり続けています。
レッスンを受けている時にピラティス氏の哲学をあーだこーだと説明することはありませんが、エクササイズの動かし方の理由にピラティス氏の想いが詰まっていると私は思っています。なので、エクササイズを選択するにあたって必ず理由や想いが乗っているのです。ただやるのではなく、どうしてそのエクササイズをやる必要があるのか、この哲学はピラティスエクササイズの根底を支えています。

現代では体幹などの安定を図るエクササイズとしての研究が進んでいて、ピラティスの理論と実践は医療としてのリハビリテーションを目的とするだけでなく、フィットネスとして健康増進を目的としたり、スポーツ選手のトレーニングになったり、女優さんやモデルさんのボディメイクになったりと、幅広く世界に浸透しています。
そして、先日当スタジオに遊びに来てくれたインストラクターの方が「心への作用」についても研究していきたい!とおっしゃっていました。そう、フィジカル面で注目されているピラティスですが、精神的リラクゼーションも合わせた一連のエクササイズメソッドのことなのです。東洋文化的にいうのであれば「心技体」。心と体は動きの性質にかかわっています。心だけでもいけないし、体だけでもいけません。このどちらもの強化と、バランスが大切なのです。

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HANAEのピラティス論

ピラティスって奥が深いんです。でもとてもシンプルです。矛盾しているように見えて、していません。簡単に言ってしまえば「心と体を健康に」の一言だと思います。でもその背景に考案者のピラティス氏の生い立ちや考えがたくさん詰まっています。
そしてその素晴らしいメソッドをいろんな人が文章などにまとめ上げ、医療や解剖学などと照らし合わせつつ、ピラティス氏の哲学から向けださないようにと温故知新で進化していっています。

私は医療や解剖学はとても大切だと思っています。身体を扱う仕事をする以上は学び続けなければならない分野です。これらの研究がさらに進み、より効率的に鍛えたり緩めたりすることができ、怪我の回復を早め、できることなら怪我のない世界になればと思います。しかし、私たちの体は医学や解剖学、科学では証明しきれない無限の可能性を秘めているのも事実だと思うのです。その無限の可能性を導き出すのが「心」の部分だと私は考えています。ここはあまり科学では証明しきれないところなので私の考えとしてお読みくださいね。

心は形もなく見えませんが、気持ちは察することができますよね。常連さんであればレッスンに来た時の「こんにちは!」の一言で今日の心の持ちようが私には伝わってきます。それを無視してレッスンを進めていくわけにはいきません。頑張れる日なのか、整えるための日なのか、ご褒美を与えてもいいくらい疲れている日なのかを私は見ています。そして心は一定に保てなくていいと思っています。心も体も一定になんて保てません。揺れつつも保っているのです。心と体はつながっているので心がざわついている日は体も力んだり、力を入れにくかったり、コントロールしにくいのを感じます。しにくいなっと感じたら心がざわついているということを認識すればいいのです。
自分の体を見つめることはその中に入っている心を見つめていくことにも繋がっています。ぜひピラティスをしながら自分を見つめてみてくださいね。

 

当スタジオではあなたらしい理想の体へのサポートをしています。
ご興味を持っていただけたらぜひお問合せ下さい。レッスン中はここまで熱く語りませんのでご心配なさらずに。(ご要望であればお話しします!笑)

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Pilates & Conditioning Studio Hanae

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