ピラティス

ピラティスと健康の関係~体幹・コア~

こんにちは!
茨城県守谷市 Pilates & Conditioning Studio(ピラティス&コンディショニングスタジオ)のHanaeです。

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ピラティス愛に火がついてしまったため、ピラティスについて書いていきますね!今日はピラティスの体幹についてです。
以前にも体幹とはどこのこと?ピラティスの4つの体幹のブログで4つの体幹についてはご紹介しているので是非お読みくださいね!

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ピラティスの体幹

ピラティスは「体幹」にとても注目しています。そして体幹を安定させる・強化させることが体が機能的になると考えて作られているのです。なぜなら体幹とは体の中心、胴体のことです。姿勢の保持やあらゆる動作の土台はこの体幹の部分が担っているからです。
この体幹を胴体と捉えて守備範囲(土台の範囲)を広く意識しておくのはバランスを取るのにとても良いのですが、範囲が広くなればなるほどどこを意識していいのか分からなくなってしまいます。そのためにピラティスでは4つの体幹の筋肉を決めているのです。これらの筋肉は腰や骨盤、背中や肋骨を支えたり、つなげる役目に関わっています。
ピラティスではコアを体のパワーの源として考えて、体の土台となる体幹をしっかり作っていくことがエクササイズの中に組み込まれています。ですから、ピラティスをしていればおのずと体幹トレーニングをしていることになるのです。

 

ピラティスの体幹と健康

ではピラティスで体幹を鍛えておくと健康にどんな影響を与えてくれるのでしょう?

筋肉の偏りをなくす

体幹の筋肉を強化する際に大切なのは筋肉の量やパワーのバランスを整えることです。背中、お腹、胸、骨盤周辺の筋肉を均等に意識することによって前後・左右・上下全体の筋肉が偏ることなくついていきます。
筋肉が偏ると体の歪みを引き起こす原因となります。強い筋肉は筋肉を収縮させることが多く、その筋肉がついている始まりと終わりの箇所を近づけようとしていきます。弱い筋肉は筋肉が緩んでいき、筋肉がついている始まりと終わりの箇所を遠ざけていってしまうのです。これらがひどくなっていくと反り腰や猫背などの歪みを生んでいきます。バランスよく筋肉がつくと着物の帯のように体幹を真ん中に収めようと働いてくれるようになるのです。

内臓を動かす

体幹の部分にはたくさんの臓器があります。心臓、肺、肝臓、腎臓、腸、胃袋、などなど人間の生命活動を支えてくれる重要なパーツです。臓器には動く力はほぼありません(心臓は除く)。インナーマッスルが動くことによって刺激され動いているのです。体幹を鍛えると日常生活でもインナーマッスルが動くようになり、内臓の活性化を促してくれます。また、体幹が引き締まる事によって、内臓が正しい位置に収まるようになっていきます。内臓も重力に負けてどんどん下へ追いやられていくといくらダイエットをしても下っ腹が引き込まないのです。体幹を鍛えると細くもなりますが、それは中身が整理整頓されるからです。

四肢に負けない体

ピラティスでは腕や足(四肢)ももちろん鍛えていきますが、その軸となるのが体幹です。土台がどっしり、しっかりしているからこそ腕や足を速く動かしたり、力いっぱい動かしても動じることがありません。体幹が四肢に負けているとはどういうことなのかというと。「久しぶりにサッカーでボールを蹴ろうとしたらこけてしまった」だとか「子供を抱っこしようとしたら、前につんのめってしまった」という時です。サッカーは足を振る力に体幹が負けてしまってバランスを崩していますし、子供を抱えようと腕の力はあったものの子供の体重分を支えることができずにいるのは体幹の弱さです。腕や足を少し動かせば使えるようになった便利な世の中で暮らしていると四肢に頼りすぎていざというときに体幹で支えられなくなります。これが後々転倒したときに大怪我にならないことにつながっていきます。 体幹がある人は手や足でつきつつも自分の体を体幹で支えているからです。ない人は転んだ時に腕や足だけで支えることになるため体幹の重さが腕や足に負担となりのしかかり、耐え切れずに骨折などを引き起こしてしまうのです。四肢だけに頼らない体幹のパワーが必要です!

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HANAEのピラティス体幹論

体の土台と言われると立位姿勢で動く私たちの体は本来「足」になります。でもピラティスは「体幹」が土台だとしています。もちろん足も大切です。足の力がなくては立てません。しかし、その足という棒の上に大きな重い胴体がのっかっているのです。この重たい胴体をドスンと足の上に置いておくのではなく、自身の筋肉で支えることによって、より股関節の動きを滑らかにし、立位時の土台となる足を守る事ができます。長らくクラシックバレエ(立った状態でいろんな動作をします)をしてきたHANAEにとっても素早く足を動かしたりするには体幹の引き上げがとても大切だと感じています。足で動かしているつもりで、実は体幹なのです。

体幹が先か、足の力が先かでいうと、やはり体幹です。
その秘密は赤ちゃんに隠されています。
そもそもピラティス氏がピラティスを考案した頃にはまだ現代のような西洋医学の発達はありませんでした。なのでピラティスの最初の頃は赤ちゃんのように背中が丸くなる方が合理的な姿勢なのではないかと考えられていました(諸説あり)。現代では赤ちゃんの姿勢と大人の姿勢は別物として考えられています。しかし、確かに私たちは赤ちゃんの姿勢から大人の姿勢に変わっていきます。では赤ちゃんの成長過程とはどのようになっているのでしょう? 個人差はありますがモデルケースとしては、首が座って、寝返りができるようになって、お座りができて、ハイハイができて、つかまり立ちをして、歩いていくのですよね。ここにヒントが!!

まずは背骨を確立していくのです。ふにゃふにゃの赤ちゃんは今にも壊れてしまいそうなほどですが、次第にしっかりしていきますよね。それは軸となる背骨が確立していくのです。首が座って、寝返りをするのが背骨の動きになっていきます。まだこの時は重力に対抗することのない仰向けなどの寝ている姿勢です。
そこからお座りができるようになっていきます。ここで初めて体幹が重力に対抗する姿勢を取り始めます。頭の重さを知り、受け止め、バランスを取るのです。大きな可愛いお尻でです。
それから前のめりになって体を四肢で支えていきます。ハイハイです。大人で言うと四つん這いの動作ですね。体幹が宙に浮いてもバランスが取れることの確認と四肢を強めていくのです。そして最後には立位になっていきますよね。

8カ月の姪っ子がいるHANAEはこの赤ちゃんの進化がとても合理的で素晴らしいと感激しています。やはりまずは体幹を整えておくことが四肢のパワーを安定的に使うことができることを何も知らない赤ちゃんが実証しています。
もちろんこのモデルケースのように成長してかない場合もありますが、このモデルケースが一番骨や関節の成長に良いとされています。
大人の健康を、赤ちゃんから教えてもらえます!まずは体幹から、そして手足などの全身のバランスへと成長させていきましょう!

 

当スタジオではあなたらしい理想の体へのサポートをしています。
ご興味を持っていただけたらぜひお問合せ下さい。レッスン中はここまで熱く語りませんのでご心配なさらずに。(ご要望であればお話しします!笑)

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Pilates & Conditioning Studio Hanae

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