こんにちは!
茨城県守谷市IROHA Pilates & Conditioning Studio(イロハ ピラティス&コンディショニングスタジオ)のHanaeです。
ピラティスをすることの効果には”姿勢が整う”というのがあります。そのため、カウンセリングでは「姿勢がよくなりたいです」というお話を聞きます。では、どうしていい姿勢になりたいのでしょう?いい姿勢ってどんなメリットがあるのでしょうか?
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いい姿勢になりたい!!
いい姿勢になりたい。正しい姿勢を知りたい。姿勢が悪い気がする・・・と健康志向が高まる昨今、「姿勢」が気になる方が増えているっと感じています。実際に、悪い姿勢と言われる状態でいるよりは、いい姿勢でいたいなっと思いますよね。
さて、私は職業柄この「いい姿勢になりたい」という方にお会いすることが多々あります。ですが目標は一緒なのに、どうしてそう思ったのかの理由やお悩みは全員一緒ではないのです。それでも目指すべきところが一緒なら、その理由がバラバラでも同じようなレッスンをすれば同じ目標にたどり着けるかというと、、、そうでもないというお話です。
ですから、今一度「いい姿勢になりたい」のは何のため?を考えてみてほしいと思い、ブログにすることにしました。いい姿勢になったら、何がしたいのか。いい姿勢になるとどんなメリットを受け取りたいのか。1つでなくてもいいですし、長文になってしまっても構いません。
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いい姿勢になりたい理由
いい姿勢になりたい理由やお悩みは思い当たりましたか?私がよく伺うものを3つ書き出してみます。
- 見た目のために!!
- 腰や肩の痛みの改善のために!!
- 健康的になれるから!!
姿勢がよくなりたい理由の第一位はこの「見た目のため」が上がると思います。というのも、正しい姿勢がどこなのかは分からないけれど、姿勢が悪いということは目につきませんか?人に対して「あの人、姿勢悪いな」とか「だらしない姿勢だな」とか・・・悪い姿勢を察知する能力があるので、気になる。だからこそ「見た目のために」姿勢を良くしたいと思うのですよね。 ですが、自分の姿勢はなかなか自分で気づくことがで来ません。姿鏡で身だしなみをチェックするときなどはきちんと立とうとするので姿勢がそこまで悪くないことが多いことと、前からしか見ないことが多くて姿勢の悪さに気づきにくいのです。自分の姿勢の悪さに気づくパターンで多いのは・・・パッと窓に映る自分を見たときに「あれ?私ってこんなに姿勢が悪かったかしら?」というパターンや。写真に写る自分の姿勢が思っていたのと違う・悪いっと感じたというパターン。そして家族から「姿勢悪いよ!」と指摘を受けたっというパターンです。
いい姿勢になりたい理由の2番目に上げたのが「腰や肩の痛みの改善の為」です。これは、整骨院に行ったときなどにも「姿勢が悪いから腰や肩に痛みがでている」と指摘を受ける方が多いようです。実際に、姿勢が悪いことで腰や肩に負担をかけている可能性はあります。 しかし私たちの身体はいろんな方向に動かすことができて、ある程度の負担には耐えられます。ちょっとやそっとの姿勢の悪さは平気です。それなのに腰や肩が痛くなるのは、”塵も積もれば山となる”という状態で、日常生活の身体の負担が溜まっている状態です。姿勢の癖や、仕事の時に行う一定の動きを繰り返すことによって起こっています。なのでもっと言葉を足すならば、癖になっている身体の使い方を改善させていくとおのずと姿勢も良くなるし、腰や肩の痛みも改善すると思います。ちなみに、「姿勢が悪いから腰や肩に痛みがでている」場合で運動で改善が見込まれるのは”運動不足”もありますからね!!神経痛などは一度病院に行きましょう。
さていい姿勢になりたい理由の3番目は「姿勢がいいと健康的だから!」。これは理由を分からず、何となくでおっしゃる方もいるのですが、いい姿勢でいると身体、とくに内臓にはとってもいい影響があります。姿勢がいいと、胃や腸の位置を正しい位置に持っていくことができ、不要な圧迫を受けずに済みます。また、いい姿勢の方が身体の可動域(動ける範囲)が広くなりやすいので便意を促す大腸の蠕動運動(ぜんどううんどう/腸が波を打つように動いて便を送り出す働き)が活性化しやすくなります。さらに、、、ピラティスで姿勢を良くすると背骨をほぐしながら整えていくので、背骨の中にある中枢神経を刺激して身体を整えていくことができます。姿勢が良いと健康的は正解です!!
いい姿勢になるのにピラティスがおススメ
上記でも少し書いてしまいましたが、いい姿勢になるのにピラティスはとってもおススメです。まず、ピラティスに関わらず、運動を用いて姿勢の改善をしていくのがとってもいいです。というのは、いい姿勢とはいい骨の配列という事です。そしてこの骨を支えているのが筋肉です。そのため、支えとなる筋肉を鍛えておけば骨を守る事にもつながりますし、筋肉の伸び縮みによって姿勢の歪みの方向が決まっていくので、筋肉に正しい位置を覚えさせていくことで姿勢の維持がしやすくなるからです。
さて、そんな運動の中でもピラティスがおススメなのです!!
まずは運動でも”競技”ではないところです。走ったり泳いだりすればタイムが気になり、スポーツをすると勝ちたくなります。ゴルフはスコアが気になり、乗馬などの相手がいるものは相手に気がいきがちで、身体の使い方よりも競技を楽しむことがメインになりやすくなります。ピラティスはタイムも勝ち負けも気にしなくてよく、上手にエクササイズを行うには、自分の身体と向き合う事になります。そのため、身体の使い方の癖に気づき、改善しやすく、身体に動きを覚えさせていくことができます。
さらにピラティスがいいところは、”骨”を意識して動いていくことです。ピラティスはニュートラルポジションと言って、骨盤や背骨、肋骨、肩甲骨、頭と首、そして足関節の骨の指標が決まっています(特にストットピラティスは原則として決まっています)。姿勢の良さは”骨の位置”ですから、骨が正しい位置にあるかを意識していくことで、自分で自分の姿勢のいいところを覚えていくことができます。最初は筋肉を使っている感覚があるかなども練習していくのですが、筋肉を使う感覚って寒い日か暑い日なのかとかでも簡単に変わっていしまうんですね。なので、筋肉を使った結果、目的の場所に骨がいるかが分かるようなると姿勢をよくしたり、姿勢がいいのを維持したり、自分が今どんな姿勢をしているかの確認にもいいです。
初心者の方には「骨を意識するの??」という風に思うかもしれませんが、何度もピラティスをしていくうちに分かってくるので焦らなくて大丈夫です。自分で自分の身体を動かす操縦士になってもらうだけです。自分で動かしているので、コツというか正しい動かし方を身に付けてしまえばそれは一生物になりますよ。そう、姿勢って一生物なんです。だからみなさん「姿勢がよくなりたい」んですよね!!
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Pilates & Conditioning Studio Hanae
IROHA Pilates & Conditioning Studio主宰 一ノ瀬 華恵