HANAEの日々

身体を1つ1つ認識していく!!

 

こんにちは!
茨城県守谷市IROHA Pilates & Conditioning Studio(イロハ ピラティス&コンディショニングスタジオ)Hanaeです。

 

 

息子も5カ月になり、できることが増えてきました。そのたびに「人間ってすごい!」「脳の成り立ちって無限だな」「身体と脳を繋げてるのね!!」と・・・ピラティスインストラクターとしても考えさせられることが多いので、気づきをシェアしようかなっと思います!

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人の真似をするのが得意

赤ちゃんって、3カ月を過ぎたあたりから自発的な笑顔を見せるようになっていきます(その前は反射のため不意に、笑うはずです)。目の前の人が笑うと、薄っすら見えている視力から、それを読み取り、自分の顔の筋肉に反映させます。それはつまり”真似”をしているのですよね。

芸術(絵)なども上手くなる練習の最初は模写からだそうです。そう、人を真似て、それを練習することです。これはすべてに繋がっている基本なのだなっとあかちゃんを見ていると思い知らされます。そして、あかちゃんのすごいところは、目の前の人の顔が動いた場所が、自分の顔のどのパーツにあたるのかを認識していることです!!もう少し子供が大きくなってくると「笑い方がママ(パパ)にそっくりね!!」なんて言われるのは、いつも見ている人の顔の目やほっぺ、口などがどう動いているかを学習しているからなのです。

そう思うと・・・子供はよく大人のことを見ているっというのは本当の様です。まずは、顔、つまり表情の使い方を模写し始めます。座り方や歩き方、姿勢なんかも今から周りの人(特に信頼する人)の様子を観察し、いつか歩けるようになるためのイメージトレーニングは寝てるときの頭では行われているはずです。言葉を話すようになれば話し方や言葉の選び方も似てくるのでしょう。

つまりね、周りの大人が綺麗な姿勢で歩いたり、健康的な生活を送って元気に過ごす姿をみせると、子供もそうなりやすいということです。(補足としては、脳科学的には脳はいつでもバグが起きたり、突然変異を起こすので環境要因は影響を与えるけど絶対ではないそうです。)

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首・手・脚っと認識していく

私たちは考えなくても歩けますし、携帯も指でひゅひゅひゅっと操ることができます。でもあかちゃんには無理な話です。上記で述べたようにまずは顔(表情)を学習し、次に首が安定してきて首が動かせることを認識すると、首を動かしたついでに身体が寝返りが打てる事を知るようになります。それから、手をなめ始めます。これも最初はグーの手をなめるのですが、次第に指を認識して、人差し指をしゃぶるようになり、寝返りの時に腕が邪魔な事を認識し、腕を動かせるように。そして次は足の存在を認識していきます。なんか下の方でバタバタなるのは・・・足か!!これも自分の身体なのねっと。そして認識がある手で指先をつかみに行き、股関節が柔らかいので足先をなめなめし始め、足にも指があることを認識して、指をグーにしたりパーにしたりが始まって・・・・と。そう、私たちは自分の身体を認識するところから始まっているわけです!!(説明長かった!!)

次にね、認識した手や足がどう動くのかを実験し始めます。視界にはいってきたおもちゃを触ってみたり、つまんでみたり、握ってみたり。これくらいの力でやると「引っ張れるのか」とか「音が出る!!楽しい!!」というのを繰り返し行い続けます。

足もそう。仰向けで動かすとドンドンって音がなる動作があったり、動かす方向を変えると、なんか背中がこすれて、動くことができるらしい。押すという動作でも方向が違くなると動きが変わるっというのも言葉にしてしまえば理解できますが、これをあかちゃんは何度も繰り返して言葉にならない理論を頭に学習していきます。

ね、人間ってすごいですよね!!そしてピラティスもこの作業を再度行い、脳と身体を繋げているっと私は思うのです!(つまり私からするとすでに息子はピラティス中)

 

ピラティスは脳と身体の再学習

ピラティスでは姿勢を良くするために骨盤の位置や背骨の位置を意識して、無駄な所(肩や首)に力が入らないように身体を動かしていきます。レッスンをしているとお腹に力をいれると同時に肩をすくませてしまい、肩凝りの原因を自分で作っている方や。腕でバーを押してほしいのに、手首で頑張ってしまうことで腱鞘炎になりやすい身体の使い方をしている方など・・・身体の使い方が自分が思っている状態とちぐはぐな方いらっしゃいます。すると自分ではいい姿勢やいい動作っと思っていることが、身体の負担となり、腰痛や肩凝り、姿勢の悪さを招いているのです。

この認識の差が生まれるのは、赤ちゃんの時は赤ちゃんの時の身体の柔らかさや骨の数の上での実験結果だったのです。そして、小学生や中学生などの体育で、身体が成長する、つまり身体が変化する度に脳に身体の認識を再学習させていました。しかし、大人になって運動の機会が減っているとこの再学習の機会が失われてしまいます。私たちの身体は子供の頃のような大きな変化はないですが、日々変わています。昔より筋肉や靭帯は硬くなりやすくなっていきますし、体内の水分量なども保ちにくくなっています。身体が変化していることを脳にお知らせしていないため、脳と身体は疎遠に。。。すると急に動いた時などに痛めたり。若い時なら柔らかい筋肉で平気だった腰なども、同じ使い方のままでは支えられないっという事が起きてくるのです。

そのため、あかちゃんの頃に行っていた時のように、自分の身体を動かしたら、どんな結果が返ってくるのか。を認識してもらいます。思ってたのと違っていたらその動きには改善をかけていきます。あかちゃんの頃と違うのは、「手をこう動かしたら、こうなるんだ!」という実験で終わらずに、「手を動かしたら、こう動いた。でも、自分が動かしたいやり方と違うから、使い方を変えよう」と目的に最短である事や身体を痛めにくい使い方を理解した上で動いて行けるところです。実験して、考察して、改善行動ができますね。

自分の身体を動かしているのは自分の脳なのです!!この脳と身体が仲良くなる事がピラティスだなっと私は思います。

 

余談ではございますが・・・脳科学者さんの本を読んだ際に「AIを作る時もたくさん失敗例を学習させる」と書かれていました。(将棋で初めて人間に勝ったコンピューターはそうやって作られたそうです) 正解を学習するよりも失敗を学ぶのです。なので子供にはたくさん遊ばせて、「それ痛くないの?」というくらい体を使わせておくのも脳にはいい刺激になるのかなっと私は思います。正しいだけがすべてではないっという事です。子育てって難しいですな。笑

 

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