女性の身体について

女性ホルモンに左右されて不調続きなあなたへ

 

こんにちは!
茨城県守谷市IROHA Pilates & Conditioning Studio(イロハ ピラティス&コンディショニングスタジオ)Hanaeです。

 

私たち女性は、10代から50代くらいの範囲ですかね、長く日々女性ホルモンに体調を左右されます。これはただ”生理痛があるか”とか、最近はよく耳にするようになった”PMS”だけではなく、肩凝りや関節痛、腰痛・頭痛、疲れやすいとか気分の浮き沈み、不眠やイライラ、不安になったり、尿漏れやホットフラッシュなど・・・月経が始まった時、毎月の生理周期、そして更年期の時に感じることです。そう思うと日々のありとあらゆることが女性ホルモンに左右されているのでは?っと感じるくらい、女性ホルモンが身体にもたらす影響力は絶大です。

スポンサーリンク


 

女性ホルモンの働きと移り変わり

毎月くる生理ちゃん。(ツキイチ生理ちゃん。という漫画があります)

女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンの2種類があり、どちらも卵巣から分泌されています。

排卵に向かって、つまり妊娠に向けてエストロゲンは分泌されます。乳房などの発達を促したり、丸みのある身体つきにしたり、骨や血管などを健康に保つようになります。そしてプロゲステロンは排卵後、つまり妊娠した場合受精卵が着床しやすい状態にもっていき、眠くなったり、体温を高く保とうとしたり、食欲が増したりしていきます。(説明したいのはここではないのでザックリ)

エストロゲンというホルモンはだいたい8~9歳くらいから分泌し始め、個人差がかなりありますが12歳前後で初経に至ります。この時はまだまだ心も身体も成長期で安定せず、不安定な時期です。

そして10代後半くらいから20代はエストロゲンの分泌が安定します。安定するといっても分泌量はピークを迎えています。分泌量が多いことによる病気やトラブルが増えてくる時期です。またこのあたりから人によっては、妊娠・出産などのホルモンが変化する機会も出てきます。

そして、その後に訪れるのが”プレ更年期”、だいだい30代のことです。そう、もう更年期が見えてくるのですよ!!(医学的に定義はされておりません)エストロゲンの分泌量はまだ保たれているものの、身体の中では徐々に減少し始める女性ホルモンの揺らぎが始まり、対策や対応が始まっていきます。更年期っというのは「はい、今日から始めます!!」という訳ではなく、ピークをすぎたら”更年期”に向かって、徐々に徐々に変わっていきます。これが極端な方もいれば、緩やかな人もいます。

最後は”更年期”です。一般的に45歳ごろになるとエストロゲンが減少し、50歳前後で分泌が止まり、閉経を迎えます。この閉経をはさんだ前後5年、つまり合計10年の期間を更年期と呼んでいます。女性の身体と心を長年にわたって支えてきたエストロゲンがなくなる為、身体に不調が現れます。

閉経後、私たちは女性ホルモンに頼らずに身体のサイクルを回していかなくてはいけなくなります。エストロゲンが骨や血管などの健康を保つ働きがあったのですから、大変です。また月に一度の健康バロメーターがないので、リズムを自分で作っていく必要があります。

これが私たち女性ホルモンのだいたいの流れです。今あなたはどこにいるでしょうか。

スポンサーリンク


不調続きの身体に軸を見つけよう

女性ホルモンがあるから毎月大変だけど、女性ホルモンがなくなっても大変で、、、私たちは女性ホルモンによって脳も、身体も、気持ちもブレブレになってしまう時があります。(この文章に”うんうん。”と共感していただけたら嬉しい。私もそうなので)

そのようなあなたに、『ピラティスを試してみませんか?』と提案させていただきたいのです。

私も妊娠初期や出産後すぐなどはピラティスから離れ、ホルモンバランスがぐらぐらで、脳も身体も気持ちもブレブレになりました。ですが、少しづつピラティスを再開することで安定していくのを感じて、身体にも、心にもピラティスっていいなっと再確認したところです。

近年はピラティススタジオが増え、痩せる目的やアスリートのパフォーマンス向上などが注目されていますが、ピラティスの本質はそこだけではありません。もともとは1800年代生まれのピラティスさんという人が、病弱だった自分の身体を良くしていくために、そしてゆくゆくは戦争で傷ついた兵士さんを助けるためにと研究されたメソッドなのです。

病気がちだったり、怪我をしていたり、不調があるところを元の状態に戻していくっということです。マイナスを0に、本来の自分の機能をもたせてあげる運動です。そのため、Instagramなどにのっているようなカッコいい動きで見栄えがいい!!やった感がある!!とかよりも、地味でなんてことない動きが多くなります。

身体の骨格はビルで例えるなら鉄骨です。枠組みです。この枠が曲がっていたら、、、ビルは地震で崩れてしまいますよね。同じように、私たちの身体も身体の軸をしっかりさせて、歩いたり、立ったりの振動では崩れないようにしたいのです。そのために背骨の配列についてや、骨盤の位置について理解を深めてもらい、動いていきます。外についている筋肉よりも、骨!!自分の内側を整えることで、表面に出てきている不調をなだめていきます

 

骨組みがよくなると不体調が改善する理由

私たちの身体に大切なもの、生きていくのに最低限必要なものは頭と胴体に詰まっています。頭には脳が、胴体には呼吸のための肺、食べた物を吸収する腸、身体の毒素をろ過する膵臓、肝臓などもありますね。ピラティスではまずこの重要な所から整えていきます。

骨盤と背骨です。骨盤は座ったり、立ったりしている時に胴体と頭を支える場所であり、背骨の土台です。ここが整うと背骨も整いやすくなります。そして背骨を整えると、脳と胴体をつなげているのが背骨(そして背骨の中にある中枢神経)が整うのです。自律神経を整えたいっと思っている方にもおすすめです。骨組みが整うとこによって、中にある臓器や神経、血管なども整いやすくなり、身体の循環を滞ることなく、流していきます。

”整う”っという言葉を使っていますが、整うっとは、縮こまってバランスが崩れてしまっている骨格を真ん中の軸を戻してあげること、そしてそれらを支えるメインの大きな筋肉と、さらにその大きな筋肉を補佐する小さな筋肉を満遍なく緩め、鍛えることです。それによって身体にゆとりができ、緊張状態から解放されることで姿勢が変わり、不調が改善していきます。

 

ピラティスのレッスン1回でも、少しスッキリするかもしれませんが、日々の癖はまたやってきます。そしてホルモンの揺らぎもまたやってきます。少しずつでも、継続することでより身体の変化を感じます。例えるならば西洋医学のような画期的な効果というよりは、漢方のようなじんわりと身体全体を底上げしていくのがピラティスです。より健康になれたらいいけれど、まずは不調な部分を改善させて心地よい本来の自分になりましょう。

 

 

スポンサーリンク


*お知らせ

⇒HANAEの想い
⇒料金・メニュー表

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です