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茨城県守谷市 Pilates & Conditioning Studio(ピラティス&コンディショニングスタジオ)のHanaeです。
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ピラティスにはマシンを使用したエクササイズがあります。中でも、リフォーマーピラティスは数台置いてグループでできるところも増えてきました。みなさんがリフォーマーピラティスに触れる機会がグッと多くなったと思うのです。そこで、マットピラティスと何がちがうのか、共通点と相違点、そして相違点のメリットとデメリットをご紹介していきます。
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リフォーマーピラティスとは?
リフォーマーピラティスといったり、マシンピラティスということもあります。マシンを使ってのピラティスは主にリフォーマーというマシンを使ったピラティスのことを言います。いろんな命名をしているところがあるので調べるようにしましょう。今回はリフォーマーで行うピラティスのグループレッスンについてまとめていきたいと思います。
リフォーマーのマシン自体についての説明はこちらのブログへ
まずリフォーマーピラティス自体についてですが、スプリングの重さを負荷として使用して動くベッド(キャリッジ)に乗ってエクササイズをしていきます。基本となるニュートラルポジションの取り方についてや、呼吸などはマットピラティスと同じ考えですが、エクササイズの動きや種類はリフォーマーの方が多く、異なる動きも出てきます。比べる物があるとわかりやすいのでマットピラティスとリフォーマーピラティスの共通点と相違点(メリット・デメリット)を挙げていきましょう。
リフォーマーピラティスとマットピラティスの共通点
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呼吸などの基本原則
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体幹を軸としたエクササイズ
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同じ名前のエクササイズ
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1つ目の「呼吸などの基本原則」についてですが、ピラティス団体によって基本原則を何にしているかは異なるのですが、ピラティス氏が唱えた基本原則はこちらのブログです。→ピラティスの基本原則とは?
この原則を守るために呼吸(胸式呼吸)や、ニュートラルポジションの取り方、ガシガシと回数だけこなすというよりはきちんとどこの筋肉に効いているかを理解しながら進めていくというピラティスならではの面は残っています。
2つ目の「体幹を軸としたエクササイズ」についても基本原則が守られているならこの体幹、コアの安定が必ず伴っているはずです。リフォーマーのエクササイズの方が腕や脚を動かしていくことが多くなっていくのですが、そうなったとしても体幹からパワーがつながっていることを忘れないようにしましょう。
3つ目の「同じ名前のエクササイズ」についてはハンドレッドがあります。他だと名前が違くなっている場合がありますが(団体によって異なります)Cカーブを作る事や、ロールダウンなど動作に対しての名前が一緒のことがあります。
同じ「ピラティス」という種目をやっているので同じところもたくさんあります。しかし、私としてはマットピラティスとリフォーマーピラティスは違うところもたくさんあります。
リフォーマーピラティスとマットピラティスの相違点
相違点のメリット
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より腕や脚も鍛えられる
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センターがつかみやすくなる
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滑らかに動けているか気づきやすい
1つ目の「より腕や脚も鍛えられる」というのはマットエクササイズよりも足をかける場所(フットバー)ができるため足の力を使った場合でも体幹が揺れないかを確認することができるようになります。またはそこに手をかけて腕の力の時に肩が上がってこないかなども確認しに行くことができます。体幹が安定しているということを軸に腕や脚の力も使うことができるのです。より全身のトータルトレーニングができます。
2つ目の「センターがつかみやすい」というのはマシンのセンターに体を合わせていくことになるのでセンターがどこになるのかが分かりやすくなるのです。マットピラティスの場合もマットの中心にあわせて行っていくので意識すればできるのですが、リフォーマーの枠組みがより分かりやすくしてくれますし、ロープを使ってのエクササイズ時は左右均等に動けないと左右の筋力の違いを感じることができます。マシンを手や足に引っかけているからこそその皮膚からの刺激も感じやすくなるのです。
3つ目の「滑らかに動けているかきづきやすい」というのもマシンならではです。リフォーマーは常にスプリング(バネ)の負荷を使って動いていきます。滑らかにうごけないと「ガシャンッ」と音が鳴ってしまったり、自分の体が小刻みに揺れたり、ロープなどが揺れます。自分の動きの波動がマシンに伝わるので、マシンの反応から自分がなめらかに動けているかを感じ取ることができるのです。
相違点のデメリット
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ベッドが揺れる
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手首をひねりやすくなる
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コントロールが難しくなる
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1つ目の「ベッドが揺れる」はマットピラティスであれば床(マット)が揺れることはありませんでした。なので動いても軸のある場所は変わりません。力を使えば目線と一緒に自分の体が動きます。しかし、リフォーマーは床(キャリッジ)毎動くのです。自分の目線は変わらないのに周りが動くように感じたり、軸の場所が移動したりすることができます。それが日常生活においては起こる事なのでエクササイズしておくといいのですが、乗り物酔いしやすい方などは注意が必要でしょう。
2つ目の「手首をひねりやすい」についてはリフォーマーピラティスの場合、手でストラップを握る事が出てきます。その時に上手に体幹を使えていなかったり、腕や肩、手首に変に力が入ると手首をひねってしまう可能性があります。「猫の手みたいにしないで」と私も注意することがあります。手首の使い方のトレーニングにもなりますが、エクササイズの動きに意識を持っていきすぎて手首をひねらないようにしましょう。
3つ目の「コントロールが難しくなる」というのは自分の体以外のマシンの反応も意識の中に入れることになるからです。ロープやスプリングの反応を見ながら自分の体の動きを把握していきます。ロープを動かすこと、キャリッジと背中や坐骨の接点への意識などに気を取られていると、、、大切なコアの安定を忘れてしまうことも。1度にいろんなことをコントロールするのが苦手な方は優しいエクササイズから取り組むといいでしょう。
リフォーマーピラティスとマットピラティス
同じ「ピラティス」だけれども、扱うもものが違うとその分の相違点は出てくるものです。
私としてはマットピラティスの方が自重(自分の重さ)がしっかり体幹にかかってくるので、体幹トレーニングをしたい方や、お腹を引き締めたい方、体力の向上や筋力アップなどに向いています。
リフォーマーピラティスの方は体幹のトレーニングももちろんできますが、それに加えて四肢(腕や脚)のトレーニングを入れることができたり、物を引いたり押したりという日常動作も加わっていくのでよりリハビリテーションやスポーツ選手などふり幅が欲しい方にもおすすめです。
どちらにせよ、ピラティスでの基礎力は必要になってくるので、初心者の方は初心者であることをしっかりインストラクター伝えて、初級クラスを受けに行くのがベターです。ピラティスはただやみくもに動くことがいいのではなく、正しく動くことができてこそです。ぜひ、マットピラティスでも、マシンピラティスでもピラティスの良さを味わってくださいね!
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