ピラティス

背骨をひとつずつ動かすのが苦手。アーティキュレーションの意識の仕方

 

こんにちは!
茨城県守谷市 Pilates & Conditioning Studio(ピラティス&コンディショニングスタジオ)のHanaeです。

 

ピラティスにはアーティキュレーションっといって、背骨をひとつひとつ動かす動きがあります。これが苦手だっという方の声をよく聞くのです。例えば、ロールダウンやロールアップ、座位だとスパイン・ストレッチ・フォワードもあります。Cカーブもですね。寝た状態ならヒップロールズも。結構ありますね。

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背骨を動かす必要性とは?

背骨をひとつひとつ動かすというアーティキュレーションはどうして必要なのでしょう。

それは日常生活でしなくなってしまったからです。近代社会では座りっぱなしや、立ちっぱなしと1つの動作をずっとしていることが多くなりました。職業が分業制というか専門制を持つようになったからです。それによってよりプロフェッショナルに、仕事効率を上げることができるようになりました。しかし、その欠点が決まった方向にしか身体をうごかさなくなっているのです。そして、かがむ、しゃがむなどの動作をしなくなってきました。身体の軸の背骨が動けないというのは身体が固まりやすくなる原因を作ったり、身体の巡りを妨げることになります。

また、背骨の中にはたくさんの神経が詰まっているのをご存知でしょうか?交通事故などを起こして脊髄損傷をすると身体が麻痺するなど、背骨は頭からの指令を身体全体に配る神経の要、神経の束なのです。また自律神経もここに入っています。背骨の筋肉が弱り骨が圧迫されると自律神経が乱れやすくなり、イライラしたり、睡眠障害などを引き起こす原因になります。そう、背骨を滑らかに動かせるということは神経への圧迫がなく、全身にとって楽な状態なのです。

 

アーティキュレーションとは?

ピラティスのアーティキュレーションの動きの説明や、アーティキュレーションという言葉の意味自体については前にブログにしているのでこちらをご覧ください!

初心者もこれを知っていれば安心!ピラティスの基本用語3つ

 

背骨を動かすイメージの話

背骨を1つずつ動かすっという理論や意味は理解しているけど、動けないっという方も多いはずです。そんな方こそ、理論ばかりにとらわれず、イメージの力を借りていきましょう!想像力です!

いろんな例えがあるのでご紹介していきます。腑に落ちるたとえを使って身体をうごかしてみましょう。身体の中の感覚は人それぞれですし、目に見えているものでも感じ方はそれぞれです。しっくりくるものを見つけましょう!

  • 真珠が連なるネックレスをイメージしましょう。そのネックレスを端から摘まみ上げていくとき、連なった真珠が1つずつ床から離れていくようなイメージで背骨を床から離していきましょう。(仰向けやうつ伏せ、壁に寄り掛かりながらやる時におススメです)
  • ひまわりをイメージしましょう。ひまわりが太陽に向かって伸びていくように下から1つずつ背骨を積み上げていきましょう(立位や座位でのロールアップにおススメ)
  • 稲穂が実り、首を垂れるようなイメージでしなやかに丸みを出してみましょう(立位のロールダウンにおススメ)
  • 鉄火巻きのような細い巻物ではなく、おせちの伊達巻みたいに丸くなります。私たちの身体は骨やお肉がたくさんついているのでそんな細く丸いものにはなれませんよ(立位のロールダウンにおススメ)
  • バランスボールに覆いかぶさっているのをイメージしてみましょう。(四つん這いの背骨の屈曲におススメ)

いかがでしょうか?他にもいろんな例えがあります。どの姿勢でやるかによってもイメージは変わってきます。しなやかさって自然の中にたくさんあるんですよ!是非探してみてください。そしてその真似をしていきましょう。真似が一番の学習です。

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背骨を動かす意識

自分の背骨は、自分で見ることはできません。触るのだって、肩などの柔軟性上できない方もいるでしょう。そんな見ることも触る事もできないものを意識するのって、すごく難しいことなのです。それば基本の動作として入ってるピラティスは、やはりちょっと難しいのかもしれません。でも、自分の体なのです。すごく必要だからこそ、基本の1つになっています。

さて、見ることも触る事もできないのであれば、触ってもらうのが一番です。人から触れられると皮膚の神経が反応して自分の形を認識することができます。近くに誰もいないのであれば、床や壁などでも大丈夫です。寝転がると背中を感じられますよ。

初めのうちは背中が何かに当たっている状態で動かしていきましょう。自分の動きを皮膚の神経から感じることができます。もしお家にストレッチポールがあると便利です。なぜなら背骨って両端の筋肉に守られていてちょっと奥に凹んでいるからです。ポールの上に寝転がるとしっかり背骨に当たって、分かりやすくなります。

きちんとできているかどうかの反応が分かると、どこが動きにくいところなのかも見えてきます。そして、そこに対応していう臓器や身体が不調がでやすいところっとなっていきます。1つずつ動かせているか意識しやすいように触れながら行いましょう!

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背骨を動かすのが苦手な方へ

背骨を動かすのが苦手っといっても、人によってどこが動かしにくいかは違います。背骨って骨盤のところから鼻のあたりまで伸びていて、結構長いんですよ!あなたが背骨を動かすのが苦手なのは首でしょうか?首の根本のあたり?胸?お腹?腰?そして反るのが苦手なのか、丸くなるのが苦手なのか、、、いろんなパターンがあります。そして忘れないでいただきたいのが、苦手な動かす場所があるということはそれをカバーする得意な動かせる場所があるということです。苦手ばかりではなく、得意の場所も見つけて、いつも頑張ってくれている身体を労わる事も忘れないようにしましょう。

見えにくいところは人に見てもらったり、人に触れてもらうなどすると効果的に改善することができます。一人で抱え込まずに、人の助けを借りるのもおススメです。

 

 

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