ピラティス

ピラティスがリハビリテーションによい理由とは?

 

こんにちは!
茨城県守谷市 Pilates & Conditioning Studio(ピラティス&コンディショニングスタジオ)のHanaeです。

 

今回もピラティスについて迫っていきたいと思います。ピラティスはリハビリテーションが発祥と言われるくらい「リハビリによい」とされています。それはどうしてでしょうか?を紐解いていきましょう!

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ピラティスとリハビリテーション

冒頭でも述べている通り、ピラティスはリハビリテーションが発祥と言われているのですが、そもそも日本でリハビリテーション、理学療法士が制定されたのは1965年です。翌1966年から国家資格試験が実施され、183名の理学療法士が誕生しました。ちなみに昨日のブログに書いたのですが、ピラティスさんが亡くなったのは1967年です。どっちが先問題が出てくるのですが(海外ではリハビリや理学療法士と同等の資格がもっと早く制定されていますが)、リハビリテーションという概念は近年の物です。概念になる前からリハビリテーションという感覚がピラティスさんや人々にはあったのでしょう。

近年私たちは「リハビリ」と略して話していることが多いですが、このリハビリテーションとはどういう意味だかご存知でしょうか? 言葉の語源はラテン語でre(再び)+ habilis(適した)になります。すなわち「再び適した状態になること」「本来あるべき状態への回復」などの意味があるとされています。

もっとわかりやすく実例をあげるとしたら、足を捻挫したりすると、しばらく足を固定することになります。固定したことで足の機能(筋肉)が低下するため「元の状態に近づける」ことを目的として、リハビリを行います。または整形外科の先生にリハビリ室に行ってくださいっと言われることがありますよね。これは、経験したり、イメージしやすいのではないでしょうか?

つまり、リハビリはできるだけ早く、低下してしまった機能を回復させることを一番の目的としています。しかし、その回復中に体にとって負担になるような施術は行いません。つまり、短期間で低負荷であることが絶対です。ピラティスがリハビリに取り入れられているという事は、機能改善に適したエクササイズであることや、低負荷にすることができること、ケガの予防や早期発見に繋がるという事も評価されていますが、リハビリの根本である「短期間で結果が出て、なおかつ体にとってマイナスな負荷がかからない」が一番大きな理由なのです。

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ピラティスとポストリハビリ

でも、ピラティスって体幹を鍛えるっというのでも有名ですよね。体幹が弱っている人を、綺麗な姿勢にするためにピラティスをするのはリハビリの一環になります。リハビリはどちらかというとマイナスの状態になっているものを0ベース(年齢や骨格の平均値、ないし最低限の生活が送れる状態)に持っていってくれるものです。でもピラティスは0ベースからさらに上を目指すこともできます。ピラティスをし続ける中でリハビリの負荷の強度を超えてフィットネス、トレーニングにまで自然に持っていくことができるのです。

例えば肩だけ怪我をしてしまっていていたら、肩や腕はリハビリテーションが必要です。しかし、体幹や脚は元気なのですから0ベースを目標にしていたら筋肉は低下方向に動いていることになります。これもピラティスであれば肩はリハビリにしつつ、他はフィットネス(健康のために運動を楽しむこと)、トレーニング(身体を強化していくこと)をすることができるのです。

そう、ピラティスはマイナス状態の身体から、0ベース、そしてプラス状態の身体にまでありとあらゆる状態の身体に合わせることができます。これがピラティスがポストリハビリと言われていることでもあります。

ポストリハビリとは、本来のリハビリテーションの次の段階のことを指します。例えば病院(保険適用)でのリハビリテーションが終わるくらい回復しているけれど、スポーツをするほどは回復していないときなどに、リハビリテーションの次の段階として行うメンテナンスや運動補佐のことです。ポストという言葉が「以後」や「あと」という意味です。よく政治では「ポスト安倍」などと言いますよね?これは安倍さんは現職の総理大臣(2020年現在)なので、「安倍さんのあとの総理大臣」という意味です。

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強度とピラティス

ピラティスは本来ならマンツーマン(1対1)で、ピラティスマシンを使って動いていきます。1対1なら、あなたのクセや弱い部分に直接アプローチし、短期間で機能改善や向上を目指す事ができます。そう思うと、リハビリと直結させても「なるほど。」と頷けますね。ただ、グループレッスンではさすがに短期間での結果は期待できません。

なぜならいろんな癖や弱い部分を持ち合わせた人が集まってきていて、あなただけの基準に合わせたレッスンが行われないからです。その分、いろんな人がいることを想定して、全身をきちんと動かせるようにレッスンを組み立てています。もしあなたが普段からレッスンを受講しているのであれば、機能向上や改善、ケガの予防などの目的を持って参加していると思います。短期間で効果は得られなくても、低負荷で体を動かす事へ意識を向けてみませんか?そうすれば自身の身体に必要な身体の使い方が分かってくるはずです。

ピラティスを苦しいし、辛いから嫌いだっと言われる方にたまに出会います。その1回でもう二度とピラティスをやらないっという選択をとらないように私からおねがいをします。なぜなら、ピラティスはリハビリにいいと言われていて、鍛えたり、辛くなるのが目的ではないからです。巷のピラティスクラスでは、汗をかくことが目的とされたり、強度を高くして頑張るようなクラスも実施されています。もしかしたらあなたが選んだクラスがそういったトレーニングよりのピラティスクラスだったのかもしれません。

自分にあったクラスでピラティスを楽しんでください。ピラティスはどんなあなたも受け入れて生活を共にすることができます。

 

 

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