こんにちは！
茨城県守谷市　Pilates & Conditioning Studio(ピラティス＆コンディショニングスタジオ)のHanaeです。

 

その場限りの美しさではなく、何気なく過ごしている時も綺麗であり続ける一生物の美姿勢を手に入れたいっと思いませんか？　どうして一瞬なら綺麗な姿勢がとれるのに、ずっとは難しいのでしょう。今日はずっと綺麗な姿勢でいれるようになるためのコツを説明していきます。

姿勢とは？

普段私たちが何気なくとっている姿勢。普段から「姿勢が悪い」と感じていますか？これにはだいたいの方が「NO・考えてない・感じていない」と答えるでしょう。歩いている時や仕事中に自分の体の歪みや姿勢の悪さについては考えずに歩いていると思います。感じるのは改めて写真を撮った時や、ふと窓や鏡に写った時の自分を見たときです。「あれ？私ってこんな姿勢なの？」と。

そう、普段姿勢について頭（脳）は「正しく立てている」と思っているのです！なぜなら転倒せずに動けているからです。私たちは自分のことを客観的に見ることはできません。なので子供のころに身に付けた歩き方や立ち方を大人になっても取り続けます。そして、生活ができているのであれば「今の状態で生きていける！大丈夫！間違ってない！」と思っているのです。

 

姿勢がなかなか良くならない訳

姿勢が悪いっと気づいて、「改善しよう」「美姿勢になるぞ！！」と思ってもなかなか成れないっという方も多いのではないでしょうか。それは”頭（脳）が納得していないから”です。

あなたの頭では普段の姿勢が正しい姿勢だと認識されているのです。そこにエクササイズの時だけ意識しても「これはエクササイズ用の姿勢」として覚えられ、日常生活にはなかなか身に付かず、少しでもエクササイズを怠ると元の姿勢に戻ってしまいます。そして、やっかいなのは大人になればなるほど（年齢を重ねれば重ねるほど）この「頭が正しいと思っていること」を改善するのは難しくなっていきます。

私たちは「自分が間違っていること」を認めるのが難しいのです。それは物事への捉え方（価値観）もですが、筋肉への指示出しなど身体の使い方も同じです。これはお箸や鉛筆の持ち方でいつも説明しています。一度間違った持ち方を覚えてしまうと正しいとされている持ち方に変えるのは難しいですよね。一度、誤った持ち方を自分にとっての正しい持ち方っと認識してしまっているからです。私自身、お箸の持ち方は大学生の時に一生懸命綺麗な持ち方に戻したのですが、鉛筆の持ち方だけは誤ったまま、現状の書きやすさを優先してしまっています。。。

姿勢を良くするためのコツ

①エクササイズ中に意識する
まずは一瞬でも綺麗な姿勢がとれるのかどうか？です。　とれるのであれば美姿勢になるための筋肉や筋肉量があるにもかかわらずお休みしている、または力が入りにくい状態だという事です。エクササイズの間にこの美姿勢に必要な筋肉を意識し続けていつも意識したら筋肉に力が入るようにしていきましょう。

一瞬でも美姿勢になれないっという方は、美姿勢に必要な個々の筋肉を養っていくことが大切です。美姿勢を一瞬でも取れないのに一気にいろんな筋肉に意識を向けるのは無謀です。あなたが美姿勢になるために必要な筋肉をトレーナーに確認してもらいそこを焦らずに１つ１つ使えるようになっていきましょう。

②美姿勢の指標を覚える
ピラティスをしている時だけ美姿勢を意識するのだとすぐに元に戻ってしまいます。ピラティスを通して、身体のニュートラル・ポジション（美姿勢のポイント）を覚えていくようにしましょう。ピラティスはエクササイズの前、またはレッスンの初めに必ずニュートラルポジションを確認します。その時にトレーナーやインストラクターが綺麗な姿勢の指標（見るポイント）を説明してくれるはずです。

初めは言われたらそこができているか。ときちんと見ていくので大丈夫ですが、だんだんと慣れてきたら、指標になるポイントを覚えていきましょう。すると自分で意識をしたり、仰向けの状態などでなら美姿勢を取れるようになっていきます。

③自分をよく見て
自分で美姿勢の指標が分かってきたり、なんとなくできるようになってきたら、いろんなところで自分の姿を見ましょう。私がおススメなのは会社や公共のお手洗いには必ずと言っていいほど全身が見える姿見鏡があります。この前で必ず自分の姿勢を確認してみましょう。

しかめっ面はNGです。笑顔で美姿勢を取ります。なんで顔が関係あるの？と思うかもしれませんが、私たちは目で情報を７～８割処理していると言われているのです。どんなに綺麗な姿勢がとれていても顔が怖い顔では、楽しそうではないこと＝もうやらない方がいいっと誤って認識してしまうからです。（私たちの脳って自分の”快”にとても敏感です）

いつも鏡を見て、自信満々に綺麗な姿勢を取るようにしていきましょう！すると頭が「この自分が好き！いい！」と認識を変えていくとどんどんいい姿勢へと邁進していけるのです。

姿勢が綺麗になるためのピラティス

当スタジオではピラティスのマシンの他に、バレエで使うバレエバーがあります。ピラティスの動きを元にしっかり体幹を鍛えていただいて、最後は立ち姿が綺麗になる事を目指してもらいます。

ピラティスの動きは基本仰向けです。もちろん立位（立って行うもの）もあります。しかし、体幹を鍛えても自分の頭が立位になった時に”いつもの立ち姿”に引っ張られてしまうのです。そんな時にバレエバーは役立ちます。バーがあれば正しい姿勢を取りやすく、ピラティスでの体幹を意識して本当の正しい姿勢に自分で引き上げることができるようになります。

エクササイズ中はできるのに、では日常の動作になったらできなくなってしまい、身に付いたっとは言えませんよね。日常動作が綺麗になるためにはトレーニングをした後にそこを使えるように意識づけ、癖付けすることが大切です！みるみる美姿勢が身に付いていきますよ！

 

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次回は２月１５日です。

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