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茨城県守谷市　Pilates & Conditioning Studio(ピラティス＆コンディショニングスタジオ)のHanaeです。

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人間の足は全身の骨の４分の１が集中する全身の土台の役割を果たしています。この土台の要になるのが体重を支える足裏の３点とそれを結ぶ３つのアーチなのです！！立つ、歩くという私たちの生活には手放せない動作の土台を今日は見ていきましょう！

足裏のアーチとは？

人の足には両足で５６本の骨とそれらを結ぶ筋肉と靭帯があります。ちなみに全身の骨の数は約２０６本（成人）です。本当に全身の骨の４分の１が集中しているのです。日頃体幹だといっておりますが、立つ歩くという動作においては土台を抜かしては語れません！
まず体重を支える点となるのは母指球（親指の付け根のことです）、小指球（小指の付け根のことです）、かかとの３点です。これらの３点を結ぶ３辺が３つのアーチになります。各アーチは一体構造で互いにバランスを取りあって支えています。

 

足裏のアーチの役割は？

足裏にアーチがあるのねっというところまではご理解いただけましたでしょうか？では、どうしてそんな構造になっているのでしょうか。役割は何なのでしょう。

 

①立ち姿勢を安定させる

この３つのアーチがバランスよくあると、体重が３つの柱の母指球、小指球、かかとに分散される仕組みになっています。カメラなどを立てるときに使うのは、「三脚」ですね！この三脚のようにバランスよくまっすぐ立つことができるようになるのです。また、重心移動をしてもアーチが調整してまっすぐ立てるようにしてくれています。

 

②着地の衝撃を和らげてくれる

何気なく歩いている毎日ですが、私たちの体は歩くための着地のたびに足には体重の１．２～１．５倍の負荷がかかると言われています！ランニングやジャンプをすると３～７倍です。すごいですよね。それでも足が壊れないのはアーチが衝撃を吸収してくれているおかげです。足が着地するとアーチは伸び、衝撃を和らげるクッションになります。

 

③前進する力になる

②で説明したように、着地時にはアーチが伸びます。そして伸びた筋肉は縮もうとする性質があり、その状態でつま先を蹴りだすとアーチが今度はバネになってくれるのです！足の力が地面に伝わって体を前にと進めてくれます。

足裏のアーチが崩れると・・・？

偏平足という言葉は聞いたことがあるかもしれませんね。アーチがつぶれてしまったことです。体重が親指側に過度にかかっていきます。外反母趾や巻き爪にもなりやすくなり、関係ないくらい遠いところにある”猫背”などの姿勢悪化にも関わってきます。
甲高と言って偏平足とは反対の意味でアーチが高すぎてしまうことです。3つの柱の母指球、小指球、かかとのみに体重が集中し常に緊張するため疲れやすくなります。足首をくじきやすくなったり、太ももの外側に筋肉がつきやすくなるため下半身が太って見えてしまいます。
アーチは自分の体にとってベストな状態にしておくのがいいのです！

 

足の裏のアーチを保つには？

①ストレッチ

まずは着地したときに筋肉が緩んでくれるように、筋肉をほぐしておきましょう！足裏の筋肉はふくらはぎにつながっているのでアキレス腱のストレッチや、足首を回すのもいいでしょう。少し手をかけてあげれそうな日は足裏や足指の間を手でもみもみとマッサージをしたり、椅子などに座りながらテニスボールなどの柔らかいボールを足裏と床の間において軽く押しながらごろごろさせるのもいいでしょう！

 

②トレーニング

私がよくやる足裏トレーニングは足じゃんけんです。足の指でグー、チョキ、パーを作ってみましょう。グーとパーを先にやりましょう！チョキは親指が手前にくる場合と４本指が手前にくる場合の２パターン行ってください！
これが意外とできない方が多いのです。できなければ手を使って動かしていただいて大丈夫です！頭からの指令で動けないときは足先から動かすことによって、足の方から脳に電気信号を送ってあげるのです。するとだんだん指令が通りやすくなってくるので焦らずに行きましょう！

 

 

足が疲れていては出かける気も失せ、にこやかな笑顔で仕事なんてできません。出かけ先などで足が疲れてくると遊びですら嫌になってきますよね。足の構造を知る事によって足の疲れを取る方法や、「明日はたくさん歩くぞ～」という時の予防にもなるはずです！
きちんと足裏の３つのアーチと３つの柱が機能してくれるようにコンディションを整えていきましょう！

 

 

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