HANAEの日々

基本の”き”は振り返りが必要!!

 

こんにちは!
茨城県守谷市IROHA Pilates & Conditioning Studio(イロハ ピラティス&コンディショニングスタジオ)のHanaeです。

 

今回はHANAE談です。以前から市主催のピラティス講座の講師をさせていただいておりましたが、最近ピラティスインストラクターさんにレッスンをしたり、研修の講師をすることが増えてきて今一度ピラティスについて考えることが多くなっていきました。この違いは、一般の方にはピラティスを全く知らない前提で1から教えていくのですが、ピラティスインストラクターさんには基本は各団体や資格取得講座で学習していること前提での話になっていくというところです。そこでも思うのが基本を忘れないで!!ということです。

 

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基本

ピラティスインストラクターの基本というのはエクササイズを知っていること必要ですが、他にもピラティスを教えるためにはピラティスの歴史や、エクササイズの指導方法、エクササイズの選択方法(プログラミング)、筋肉や関節などの身体のこと、ピラティスが目指す姿勢について、怪我や疾患についてなど幅広くあります。これらをピラティスの資格を取る時にある程度一定の基準学んでいきます。団体によってどの範囲まで教えてくれるかや、どう伝えるかは変わってくると思うのですが、この基本がしっかりしていると「ピラティス」からぶれることがなくなります。

実際にピラティスインストラクターとして活動し始めると教科書通りな方にはお会いできることはほぼなく、様々な身体のお悩みに出会います。そんな中で運動としてのトレーニングの部分、怪我の予防や回復を目指すポストリハビリテーションの部分、気持ちをほぐすリラクゼーションやリフレッシュの部分、スポットを鍛えるボディメイクの部分とピラティスは様々な顔を持っています。いろんな顔を持っているからこそ、「ピラティス」が分からなくなるっというドツボにはまってしまうこともあるようです。または、途中から気づかないうちに自分の好きな部分(顔)のピラティスしかしていない、提供していないっという事もあって偏ってきてしまいます。

ピラティスが流行っているというか、知名度を上げてきた今、「ピラティス」と何かを組み合わせたビジネスもたくさんでてきて、またピラティスの顔が広がっています。だからこそ、「なんでピラティスがいいんだっけ?」「何が他の運動と違うんだっけ?」「どうしてピラティスなの?」「ピラティスの良さとお客様のお悩みはどこでマッチするんだっけ?」の基本をおさらいしておくのがおススメです。私もよく教科書やピラティスさんの本をみてそうだった、そうだったと基本に立ち返ります。

 

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大切なのは枝より幹

ピラティスにはたくさんの種類のエクササイズが用意されています。そして各エクササイズにモディフィケーションといってお客様に合わせたアレンジまでも用意されています。もうエクササイズの数は無限大です。

すると、ついつい新しいエクササイズを習いに行って引き出しを増やしたくなるんです。この気持ち分かります。同じ筋肉へのアプローチでも方法と人によって理解できたり、できなかったりありますから、様々なアプローチ方法を知ってどんなお客さまにも対応できるようになりたい!!と思いますよね。

しかし、これをずっとしていると永遠に新しいものを求めてワークショップに行ったり、養成コースに行くことになります。で、前に習ったものや基本のことおざなりになっていませんか? 忘れることはないのだと思うのですが、深めることなくどんどん次に行ってませんか?

これをやればパパっと楽になれる!!という技はあるとお客様の笑顔も見れるし、満足感はありますが大切なのは技よりもコツをつかんで自分でいつでも、どこでもできるようになるっと言う本質を心がけたいものです。これは1回のレッスンではなかなか提供できないものかもしれませんが、お客様が自分で「気づく」という瞬間を受け取れるのもピラティスの醍醐味だと思います。

 

頭の理解と、身体の認識と言語化

何年もレッスンを担当させてもらっているお客様から、ピラティスの教科書見たことあるのかな?という発言を聞けるようになると私はほっこりにこにこします。 これは、お客様が私たちインストラクターがいっていることを頭で理解して、身体で認識して腑に落ちて、そしてさらにそれを言語化できるっというレベルなのでそれはそれはすごい事です。このレベルになると私は冗談っぽく「インストラクターになりませんか?」とお客様をピラティス沼にお誘いしています。

まずピラティスのインストラクターとして頭でエクササイズを覚えていくことでしょう。エクササイズの名前、動き、呼吸、ターゲットマッスルなどなどです。初めのうちは教科書に書いてある効果を「納得~~~!!」なんて思えないと思います。私はおもえませんでした。。。呼吸も動作も苦しくて、頭では分かっていても身体ができないんですよね。

そしてそれでも頭で理解していることを何度も身体で繰り返して練習していくうちに教科書の動きや呼吸ができるようになって、ターゲットマッスルに効いている感覚ができてきます。ある程度身体が動いてこれるようになると、さらに改善できるところが見つかったり、モディフィケーションの奥深さなども身体で楽しめるようになります。

ここまでならお客様としてピラティスを楽しめます。さて、ここからが問題です。インストラクターはこの頭の理解の段階、身体の理解の段階を、分かりやすく言語化して伝えていかなければいけません。どんな感覚なのか、どういう構造なのか、そしてお客様の進捗に合わせてどの段階にもいったり来たりしながら伝えていきます

そのためには、莫大にあるエクササイズ毎の情報をきちんと整理して、いつでも出せる、いつでもしまえるようにしておくことが大切です。

 

そう、料理だって、勉強だって、仕事も、基本を軸に整理整頓が鍵です。頭の中がこんがらがってしまったり、どうやってお客様に伝えようか悩んだりしたら、一度基本に立ち戻り、そして根本的な原因は?何のためにこのエクササイズを選択したんだっけ?という考え方の整理整頓をして見ましょう!!

 

 

 

 

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