こんにちは！
茨城県守谷市IROHA Pilates & Conditioning Studio(イロハ　ピラティス＆コンディショニングスタジオ)のHanaeです。

 

運動が嫌い、身体を動かすのが苦手、ずっと文化部だった。そんな人にこそ、パーソナルピラティスをおススメしたいと思います。もちろん、スポーツをしている方、身体に自信がある方も、これからもずっと機能する身体を保つために正しい動きをピラティスで理解し、怪我をせずに続けてほしいと思います。

人生にはいろいろな時があって、私もクラシックバレエをずっとやっていた学生時代があったり、IT企業に就職して運動をまったくやらない時もありました。怪我や、病気、妊娠・出産・子育て、親の介護など、生きていれば人生いろいろな事があって、自分のための時間を確保するのができないときもありますよね。それでも「運動しよう」と思ったときにピラティスならできることが山ほどあるんです。

 

マイナスを０に戻すだけでいい

一般的に知られている”ピラティス”はかなりアドバンスなトレーニングが認識されているなっと私は感じています。テレビや雑誌などで「ピラティスをしています」と公表している俳優さんたちはもうすでにピラティス歴が５年や１０年だったりして。ピラティスの基礎部分が終わり、しっかり身体をトレーニングしており、それを放送しているからです。

私からすると、空中に浮かぶようなエクササイズや、逆立ちのようなエクササイズのようなハードなエクササイズはしなくていいですし、むしろいきなりやろうとすると身体を痛めかねません。何より、無理をするのは続かないですね。大人になったら、運動は無理なくゆっくりでいいので継続していくことが大切です。

無理してプラス方向を目指すより、数十年かけて蓄積した身体の癖や、そこからくる不調をまずはゼロに戻していきましょう。このゼロの状態に戻ってきてから徐々にできる範囲でプラスの方向に舵を切っていけばいいと思います。

ピラティスをする”目的”は様々なものに設定することができますが、私がお伝えしたい”ピラティス”はここにあります。初めてピラティスをする方や、運動を久しぶりに始めるっという方はまずはこのあたりを目標や目的にスタートしていただきたいですし、慣れてきて様々な事ができるようになったとしても、たまに基本の姿勢が取れるか、呼吸が深くできているかなどに立ち返って、いつでもフラットな自分でいていただきたいです。

身体は連動して動いている

ピラティスではニュートラポジションという本来の姿勢に戻っていく運動をしていただきます。よく使う筋肉は緊張し、肥大して疲れています。逆に使わない筋肉は衰えて、たるんでいきます。このようにバランスが崩れてしまった身体に背骨という軸を戻してあげるために大きな筋肉と、細かな筋肉を満遍なく鍛えていくことで身体の負担を減らし、凝りや痛みを生まないようにしていきます。

例えば、肩凝りが気になった場合、肩を上から吊り下げている首の筋肉を解したり、肩を下から支える体幹を整えたり。はたまた、肩甲骨との連動が悪くなっても肩の動きが悪くなるので・・・と身体は不調が出ているところだけで動けているわけではありません。そのため動きが単一的な動作を繰り返すだけでなく、様々な動きの中で身体を動かすことで連動する名前も知らない、そこに存在していたことすら知らなかったような細かな筋肉まで意識しながらしなやかに逞しくしていきます。

また、ピラティスでは正しい関節の動きなども考えて動いていきます。先ほどの例えで言うと肩凝りが起こるのは、肩回りの身体の使い方が負担のかかる使い方をしているからかもしれません。正しい動きを知る事で、予防の効果も出てくるのです。重たいものを持つときに腕だけでなく肩にも力が入っているのかもしれません。本来は肩ではなく、体幹に力が入ると楽に荷物を上げることができます。

私たちの身体はオーケストラによく例えられます。いろんな組織を総動員して使えば、どこか１カ所に負担がかかる事なく、最大限のパワーを発揮することができます。また、使わなくてもいい時に音（力）が出てしまうと不調和音につながります。自分の動く動作に、必要な力と、不必要な力を見極めて、最小限の力で最大限のパフォーマンスを発揮していきたいものです。

 

パーソナルピラティスがおすすめ

簡単そうな動きでも、正しくできているかどうかは自分で分からないことの方が多いです。鏡をみたり、人に見てもらうことで、自分が出した命令で自分の身体が正しくできているかを確認していく必要があります。運動していること自体を楽しみたいというのならセルフやグループレッスンでもいいのかもしれませんが、運動でしかっりと身体を整えていきたいというのであれば、見様見真似でない方が怪我無く効果を引き出せます。

特に運動が苦手な方や、久しぶりの方、ずっと文化部でしたっという方は、身体を壊さないためにもプロにマンツーマンでみてもらうと怪我のリスクを回避できます。特にピラティスでは、重たいものを持ったりすることがないため体力に自信がない方も始めやすく、仰向けで行ったり、座ってのエクササイズが豊富に用意されているため転倒のリスクも少ないです。

また、あなたに合ったペースで行えるのもいいところです。前回のレッスンを受けた後どうだったのかや、今度〇〇があるからそれに特化したものを少しやりたいなど、日々のちいさな変化に対応することができ、無理することなく楽しく続けられるはずです。

 

ピラティスのレッスン１回でも、少しスッキリするかもしれませんが、日々の癖はまたやってきます。始めはできるかなっと思ったら、またできなくなってと１歩すすんでは２歩下がるように感じるかもしれませんが少しずつでも、継続することでより身体の変化を感じます。例えるならば西洋医学のような画期的な効果というよりは、漢方のようなじんわりと身体全体を底上げしていくのがピラティスです。より健康になれたらいいけれど、まずは不調な部分を改善させて心地よい本来の自分になりましょう。

 

 

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