こんにちは！
茨城県守谷市IROHA Pilates & Conditioning Studio(イロハ　ピラティス＆コンディショニングスタジオ)のHanaeです。

 

ピラティスの名が知れ渡ってきたので（巷にたくさんのマシンピラティスの広告を見かけるようになりました！！）ピラティスってどんな特徴があるのかをお伝えして、あなたのお悩みや生活に取り入れるのに向いている運動なのかを検討していただけたらなっと思います。

 

 

ピラティスとは？

ピラティスは身体の幹となる部分の筋肉を強化しながら、四肢（腕や足、頭）を動かしていくことで柔軟性や姿勢を改善するためのエクササイズです。呼吸法と動作を組む合わせて行うことで、心身のバランスを整えることも目的としています。

１９２０年代にジョセフ・ピラティスさんというドイツ人によって考案されたもので、最初はピラティスさん自身の虚弱体質を改善するために独自で考えられたものでした。そこから戦争中には負傷した兵士のリハビリテーションとしてもピラティスさんが関わりました。その後、アメリカに亡命したピラティスさんがニューヨークにスタジオを構え、ブロードウェイのダンサーや俳優たち、ボクサーなど身体を使うプロたちに広がっていきました。

このように、最初は自分のためにありとあらゆる運動を取り入れていたところから、たくさんの人を見ていくことでトレーニング・リハビリテーション・コンディショニングとしてピラティスは発展していきます。

さらに、ピラティスさんが亡くなった後も、ピラティスさんの弟子たちや、その後にピラティスと出会った人たちが、ピラティスさんの意志を引き継いだクラシカルなピラティス、科学や医療の発展を踏まえたコンテンポラリーなピラティス、運動することの楽しさをメインとしたフィットネスのピラティスへと発展し続けています。

 

 

ピラティスの主な特徴

上記のピラティスの歴史からピラティスの主な効果を５つに絞ってみました。

1. 体幹の強化：腹筋や背筋を中心に、体幹の筋肉を鍛えます。
2. 柔軟性の向上：骨や関節を意識しながら動くことで、筋肉の柔軟性を高めます。
3. 姿勢の改善：正しい姿勢を維持するための筋力と感覚を身に付けられます。
4. 呼吸法：正しい呼吸を意識することで、リラクゼーション効果が得られます。
5. リハビリテーション：体位を選ばず動きもゆるやかなので老若男女でき、怪我からの回復や予防にも効果的です。

ならべく簡潔に書いてみたのですがいかがでしょうか。

これらの特徴からピラティスだと遠回りになってしまうと思うのは、

1. 筋肉肥大：筋肉をムキムキにさせたい場合は重量トレーニングがおススメです。
2. 体重減少：体重という数値を減少させたい場合は食事療法と一緒にがおススメです。
3. ストレス発散：アドレナリン爆発!!のようなのは暗闇ジムとかの方がおススメです。
4. ボディメイク：筋肉肥大と似ている意味でのボディメイクは重量トレーニングがおススメです。
5. 肌質改善：汗を大量にかくようなホットスタジオのトレーニングがおススメです。

負け惜しみに聞こえるかもしれませんが、遠回りになってもピラティスでこれらをかなえることもできます。マシンの負荷を上げることで重量トレーニングにすることができたり、しっかり汗をかけるような速さを出してやる事ができます。しかし、まずは先に上げたピラティスの主な効果５選ができるようになって身体の基礎ができたら、、、と思います。

 

ピラティスの目的を果たす場所

ピラティスはどこでやるかによって役割というか特性が表れやすいっと感じています。

1. スポーツジム：昔からあるスポーツジム！ここではスタジオメニューとしてマットピラティスのグループレッスンが主。他のスタジオメニューをやっていたり、重量トレーニングマシンもあることが多く、体幹の強化やボディメイクが得意。
2. 公民館やサークル：地域性のある公民館やサークルもマットピラティスのグループが主。地域柄が出やすく、年齢層などが偏る事によってピラティスの特徴は様々ですが、呼吸法の習得や柔軟性の向上、怪我の予防が得意。
3. マシングループのみ：最近増えてきているマシングループレッスン型のピラティス。満遍なく身体が動かせるようにプログラムが決まっていることが多いので、柔軟性の向上や、運動不足解消が得意。
4. ホットスタジオ：身体を温めながら行うので強度の高いエクササイズは避ける傾向にあり、体幹の強化、柔軟性の向上、ストレス発散や肌質改善などが得意
5. ピラティススタジオ：ピラティスのためのスタジオなので、ピラティスの特徴５選が得意。

一概には言えないのですが、グループレッスンがメインのところは立地や時間によって集まってくる人が偏りやすくなり、それによってプログラムの強度を下げたり、集まった人の傾向にあわせるレッスンになりやすいのは確かです。

また、グループレッスンだとプログラム（エクササイズの流れ）が固定で決まっているスタジオなどもあるので、そうなるとどこかを強化というよりは満遍なく身体を動かす運動不足解消になりやすいかなっと感じています。

ピラティスは様々な用途に使う事ができる万能な運動です。あなたはなんのために運動を、ピラティスをするのでしょうか？　何となくよさそうだと思って。とピラティスを選んで来てくださるのもうれしいのですが、ならべくあなたの要望を叶えてくれるピラティススタジオに巡り合えますように。

 

ピラティスのレッスン１回でも、少しスッキリするかもしれませんが、日々の癖はまたやってきます。始めはできるかなっと思ったら、またできなくなってと１歩すすんでは２歩下がるように感じるかもしれませんが少しずつでも、継続することでより身体の変化を感じます。例えるならば西洋医学のような画期的な効果というよりは、漢方のようなじんわりと身体全体を底上げしていくのがピラティスです。より健康になれたらいいけれど、まずは不調な部分を改善させて心地よい本来の自分になりましょう。

 

 

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