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ストレートネックかも? ストレートネックの確認、理論、原因、対策とは?

 

こんにちは!
茨城県守谷市 IROHA Pilates & Conditioning Studio(イロハ ピラティス&コンディショニングスタジオ)のHanaeです。

 

ストレートネックという言葉を聞いたことがありますか?整骨院などに行くと姿勢の評価として言われることがあったり、肩凝りなどを感じている方が検索すると”それはストレートネックだからです” などと書かれているのを見たことがあるかもしれませんね。

 

ストレートネック・チェック項目!!

まずはどんな方がストレートネックに当てはまるのかチェック項目をお伝えします。

  • 頭を回すと首が痛い
  • こめかみ周辺に偏頭痛が起こりやすい
  • よく寝違える
  • 目が疲れやすい
  • 猫背になる
  • 仰向けにねると顎が上を向く

などがあげられます。いくつか当てはまっているっという方はその原因はストレートネックからきているのかもしれません。

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ストレートネックとは?

そもそもストレートネックとはどういう意味かご存知でしょうか。ストレートはまっすぐという意味で、ネックは首ですよね。ですからまっすぐな首っという事です。ここで姿勢への知識がない方は「え?姿勢がまっすぐってことでいい意味では?」となってしまうようです。

私たちの背骨(腰や首も背骨です)はカーブを描いています。姿勢を横から見たときに、腰の部分はすこし前、つまりお腹の方向にカーブを描き、胸の部分は少し後ろにカーブを描き、首はまた前方に少しカーブを描いているのです。そう、まっすぐではないんです。つまり、ストレートネックとは、本来のカーブを失い、まっすぐになってしまった首のことを指しているのです。

カーブが正しいので、それにあった筋肉がついています。ストレートネックになると首の筋肉はいつも緊張状態になります。そのため頭への巡りが悪くなり偏頭痛を起こしたり、首を回したりすると痛みを感じたり、視神経を圧迫しているかつ・まっすぐ見るためにいつも下にしているので目が疲れる、そして仰向けになっても首をストレートに保とうとするので、寝返りを打つときにあらぬ方向に首が回り寝違えます。

 

ストレートネックになる原因

ストレートネックになる原因はいくつかあります。

  • バレエなどで無理に姿勢を引き上げようとした
  • デスクワークで頭を前にずらすことでピントを合わせている
  • 常に手元を見て作業(下を向いた状態)をしている
  • 猫背の姿勢になっている
  • 肩が巻き肩になっている

・極度の姿勢維持によるストレートネック

クラシックバレエなどのダンスや、姿勢を維持しなければならない動作を長く行う場合、本来は体幹でその姿勢を維持するのですが、初心者の方や、姿勢の正しい位置が分かっていない状態で姿勢を維持しようとすると首に負担がかかってしまっている場合があります。

かく言う私もストレートネックだった一人なのです。私の場合はクラシックバレエですね。笑 見よう見まねで姿勢を維持しようとするとそうなりますし、プロのバレリーナの中にはストレートネックの方が多いです。それでも、バレリーナは健康のためにバレエをしているのではなくて、芸術を魅せるプロとしてなので、自分の身体のケアは必ず行っているはずです。 初心者や趣味の私たちは首への負担をそのままにしがちです。するとストレートネックの癖がついてしまい、いつまでたっても体幹での姿勢維持が難しくなってしまいます。

・デスクワークによるストレートネック

これもとっても多いです。そもそもデスクワークは肉体的な労働がないっというのがメリットでもあるのですが、極端になさすぎるっというのがデメリットでもあるのです。特にデスクトップ型のパソコンはパソコンの位置を動かすことができないので、細かい字を見たりする時についつい自分の首を動かして頭の位置を変えてピントを合わせてしまいます。そしてその状態のまま仕事に集中して首の位置を固定させてしまうことによって首にかなりの負担を強いているのです。

・姿勢が悪いことによるストレートネック

私は姿勢はジェンガと似ているなっと思っています。(ジェンガは薄さが若干違う積木を積み上げている遊びです)土台が不安定になってくると、その “つけ” は上の方で取っていくしかありません。脚首や股関節、骨盤や背骨の歪みを頭の配置でバランスを取っているっという事です。姿勢が悪いっというのはただ見た目がっと言う話だけではありません。建物だって、人だって重力に逆らって立っているのは同じです。安定感のある建物の方がいいように、私たちの身体も安定感のある土台のしっかりした方がいいんです。猫背や巻き肩、反り腰などの姿勢のアンバランスを頭の重さで修正しているっというのが姿勢の悪さからくるストレートネックです。

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ストレートネックの対策

習い頃のバレエを辞めるっとか、デスクワークを辞めるっというのはできませんから、原因である特定の動作を改善できるように対策を行いながら、頭の配置を戻すトレーニングを行う必要があります。

まずは特定の動作の改善から行いましょう。

・極度の姿勢維持によるストレートネック

姿勢を正すという動作を首や背骨の筋力だけで行おうとするのが原因で、本来そのお助けとなる体幹が緩んでいるのが問題です。

ですから腹圧をかける練習を行うようにしましょう。特に下っ腹の筋力が弱っていると骨盤を前傾や後傾に傾けやすく、上半身の重さが下へ下がろうとしてしまいます。バレエで言う「お腹のひきあげ」です。

これらの筋肉は有名な腹筋トレーニング、つまり床で仰向けになって上半身を持ち上げていくトレーニングでは効果があまり得られません。坐骨の上にしっかり座り(あぐらでも、椅子でも構いません)、背筋を上に伸ばしたら、背骨の位置を変えないようにして、お腹を凹ませるようにしましょう。呼吸は続けてくださいね。

・デスクワークによるストレートネック

そう簡単に仕事を変える訳にはいきませんので、まずは椅子と机、そしてパソコン画面の高さが合うようにしましょう。これらの高さがそろっていないために座っている時の姿勢が崩れてしまうのです。

まず、椅子には浅めに腰かけましょう。坐骨の上に座ります。背筋を伸ばして、肘を曲げたところの前にキーボードがあると腕への負担が減ります。もし可能であれば、画面は目線の高さにくると頭や視線が下に落ちることがないのでお勧めですが、ノートパソコンの場合(私もノートパソコンです)、キーボードと手と肘の位置を合わせ、目線を下に下げるっという方法にしましょう。小さなパソコン立てのようなものがあるとより画面が見やすくなるのでお勧めです。

・姿勢が悪いことによるストレートネック

姿勢が悪いってとことんいいことがない。っという悲しい現実ですね。でも、姿勢を良くするって何をすればいいの?っと困ってしまいますよね。まずは、気づいた時に綺麗な姿勢を取るように意識することです。何度も何度もですよ。姿勢っと言うのは癖、あなたの長年の結果です。どんなに意識しても一日で改善するものではありません。

そして正しい姿勢を認識しましょう。さらに自分の姿勢を前・横・後の写真を撮って、現実と理想の差を認識するところが重要です。そして大まかですが腰が反っているなら腹筋を、肩が丸まって猫背になっているなら背筋を鍛えていかなければいけません。弱っているところを鍛え、頑張っているところは緩めていきます。

特定の動作の改善にプラスして、頭の配置を戻すトレーニングも行いましょう。

まずは立っている状態で、壁に寄り掛かってみましょう。お尻・肩甲骨・後頭部がしっかり壁につくことができますか? 頭を壁に付ける時に顎が上をむいて頭の上の方が壁についたり、顎を引き過ぎたりしていませんか? まっすぐ前を向いた状態で、肩と肩の間に頭がちょこんと乗るようにしてみましょう。

立っている状態で上手にできるようになってきたら、うつ伏せの状態など重力を負荷にして徐々に頭の配置を元の場所に戻すトレーニングを行っていく必要があります。頭が前に出てしまって、首や背中の筋肉が使えていないのを鍛えていく必要があるっという事です。このトレーニングにとってもいいのがピラティスです。ピラティスのマットエクササイズは自重を使って自分の背中の配列を綺麗にしていくエクササイズだからです。頭の配置を正すのにも効果があります。

頭の配置を正しくするのって実は難しいのです。なぜなら頭に目がついているからです。正面から以外は客観的に自分の胴体と首、頭がどうなっているか見ることができないんです。なので「やっているつもり」になりやすいのです。せっかく時間とお金をかけるなら、最初だけでも人に見てもらうのが絶対的におススメです。

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ストレートネックのまとめ

私たち現代人がストレートネックになってしまうのは、環境要因的には”しかたがないこと”になってきました。パソコンや携帯を見たり、手元での作業が格段に増え、下を向いたり、遠くを眺めることが減ってきて、首を動かすことで日常動作ができてしまうからです。

しかし、私たちの身体はアナログなままです。50年前の人とそう変わっていません。過酷な肉体労働は減りましたが、その分楽しく運動をする必要があります。楽しくですよ?順位を競ったり、苦しくきついものではなく、「ああ楽しかった」「充実した時間だった」「ストレス発散できたな」という娯楽として運動を嗜んで欲しいのです。私たちは動物です。身体全身を均等に、そして気持ちよく動かすことで筋肉の緊張は解かれ、不調から解き放たれていきます。あなたのストレートネックも運動不足や、運動の偏りから来ています。

ちいさなことからコツコツと、日常の中で運動を取り入れてみてくださいね!!詳しく知りたい方は是非当スタジオまでお越しください。

 

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