こんにちは！
茨城県守谷市　Pilates & Conditioning Studio(ピラティス＆コンディショニングスタジオ)のHanaeです。

 

私はグループレッスンで足のエクササイズを行う時に必ず「足は細く！長く！コシのあるそばのように！」と掛け声をしています。これ、頑張ってもらうためというのもありますが実は本気で思っていて、できるだけ足は長く見えたら嬉しいし、細く見えたら嬉しいですよね。でも生まれたての小鹿みたいに貧弱なんじゃなくて、コシのあるそばみたいに強くもありたいと思うのです！

足のお悩み

足のお悩みは数多くあります。O脚・Ⅹ脚などの足の左右への歪みや、足首がないように見えるふくらはぎの筋肉問題、骨盤の下のあたりから太ももの横側や前にでてくるボコッとした筋肉問題、膝が伸ばし切れない・逆に膝が伸びすぎて過伸展になっていたり、靴底が薬指の方からすり減っていて歩き方がおかしいかも？っというところまで。足のお悩みはレパートリーも多く、今あげたお悩みを１つだけでなく２つ３つと抱えている方もいらっしゃいます。

これら１つ１つのお悩み事にO脚ならこうして、X脚ならこうして・・・とブログにすることもできるのですが、２つ３つとお悩みを抱えている方に、そのすべてのエクササイズを行っていくのは大変なことだと思うのです。そしてピラティスインストラクターとして言えるのは１つの悩みに気を取られ過ぎて全体を見る目を失ってはいけません。ゴールはO脚じゃない足とか、ボコッとした前ももがない足ではなくて、細く長くまっすぐな足です。まっすぐな足！！

 

足の筋肉基礎知識

さて、足の筋肉の基礎知識をしていただきたいと思います。なぜなら要らない筋肉なんてないからです。ここだけが大切なんて筋肉もありません。私たちの足は支柱です。前側も後ろ側も、横側も、均等に支えあえることでまっすぐにそびえ立つことことができます。でもこのブログではご紹介をするだけね。さらさらっと読んでみてください！

太もも前
太ももの前にあるのは《大腿四頭筋》です。解剖学を学んでややこしいと思うのはこれが総称だということです。大腿四頭筋とは大腿直筋・外側広筋・内側広筋・中間広筋の４つの筋肉のことを指します。前側で４つです。

太もも後
太ももの後にあるのは《ハムストリングス》です。これまた総称なのです。大腿二頭筋、半膜様筋、半腱様筋の３つに筋肉のことを指します。後ろ側で３つ。

太もも内側
太ももの内側には内転筋と呼ばれている《内転筋群》があります。そう、群ですからね、複数存在しますよ！大内転筋・長内転筋・短内転筋・恥骨筋・薄筋の５つの筋肉のことを指します。というか内転筋ってつく筋肉だけで３ついますからね。

太もも外側
太ももの外側には大腿筋膜張筋・縫工筋がいます。やっと一番少な目な２つです。

ふくらはぎ
ふくらはぎの膨らみを作っているのは腓腹筋（ひふくきん）とヒラメ筋の２つの筋肉です。１つじゃないのよ。あとは補足として前側にも前脛骨筋もありますよ。

 

足の筋肉の量

筋肉の名前パレードがはじまった、と思えるほどの筋肉がたくさんいるのです。１７筋肉紹介しました。骨盤や足先から連携しているようなご紹介していない筋肉もまだあります。下半身って全体の７割の筋肉があると言われる筋肉大国なのです。すごい量ですよね。たくさんあるからこそ１つ１つの筋肉が綺麗に見えるように動いていないとO脚やX脚のように足のシルエットを変えてしまうような原因になるのです。

 

リフォーマーピラティスがおススメ！

足をまっすぐ綺麗にするためには、ピラティスのリフォーマーで行う【フットワーク】というエクササイズがおススメです。足の骨が綺麗にまっすぐな状態のことを足のアライメントが整っているというのですが、それを見ていくのにフットワークが最強なのです。

なぜなら足腰を鍛えるエクササイズとして王者の”スクワット”を寝ながら動作ができます！スクワットといえば肩幅に脚を広げて立って行うエクササイズですよね？それをピラティスのマシン、リフォーマーなら仰向けになり、動かないバーに脚を乗せて、バネの重さがかかった動く板（キャリッジ）に上半身を乗せて、膝を曲げたり伸ばしたりを行えます。

それによって上半身のフォームを乱すことなく正しくスクワットの動作がしやすくなるのです。そして立った時には感じにくい指が浮かないことや、小指や親指のどちらかに体重が偏っていないかも仰向けという普段取らない姿勢でやる事によって感じやすくなり、分かりやすくなります。また、指導している方は上から、横から、頭からなど様々な方向からあなたの姿勢が逃げていないか、脚がマシンのセンターと一致しているかを確認することができるのです。当スタジオのお客様も普段脚の力の方向や、歪みを意識できていなくても、リフォーマーのフットワークをすると「あ、足が外に行ってるのが分かります！」と自分の脚の動きを感じ取れています。

普通に立ってスクワットをしてもいいのですが、運動初心者の方などには正しいフォームを維持した状態でスクワットをするのが難しいのです。すると、足腰を鍛えている、体力向上のみになります。脚を綺麗にするためはスクワットを綺麗に、正しくやる事が必要なのです。

まっすぐな足を手に入れよう！

脚が細いとか、長いとか。脚の理想もその人によって様々あるかと思います。しかし、どんな脚を目指すにしろ「まっすぐ」というのは必須条件です。その綺麗な骨のラインの上に筋肉や脂肪をどれくらいつけてシルエットを綺麗に見せていくのかというのが始まっていきます。

また、美しさの面だけでなく、健康な身体っという面でも「まっすぐ」というのは大切です。なぜなら綺麗に並んだ骨が一番関節内の摩擦が少なく、股関節、膝、足首などへの負担を軽減することができるからです。

美しくなる事は、なにも細くなることだけではありません。健康になるという事は、怪我や病気の予防だけではないのです。身体が整っていると美しくなる事も健康になる事もどちらも手にすることができるのです！

 

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